とまと船 のコメント

とまと船
No.39 (2015/09/20 08:19)
>>38
こういうトコで冷静さを保てる人は凄いと思うわ。主さんもリウキさんも。

ワイはこの通り無知やし導火線が短いし、短気な狂犬のようなところがあるんで、リアル友人が少ないわけやわマッタクw 学生をなんとか過ごし、社会人なってブチギレたときもあるけど、なんとか家族と生きてるのは運でしかない。 

昨今のニュースの「イジメ」、学校ぐるみ親ぐるみで隠蔽したり、とてつも無いゲスが集団でおったり、「こんなんで、どう生き延びろというんや?」という義憤があった。 ホンマそういう環境に居る人は、刃物を持って周囲全員タヒなすくらいを許すようでないと、環境がクソすぎてどうもならんがな。

思い出話なんやけどな。 ワイは小学校の頃、ニュースで報道されるほどやないけど、クソみたいな奴がおった。中学高校の頃には、イジメほどでない、疎外感を感じて過ごしとった時期があった。 中学生のある日、本屋でふと手に取ったのが、ヘルマン・ヘッセの「デミアン」という本。 今でも覚えとるよ。主人公はドイツのギムナジウム(?)とかいう学校に通っていて、そこへゲスのいじめっ子である「フランツ・クロオマア」というのが現れる。 クロオマアはな、主人公の弱みを握って、両親の財布から金を取ってこさせたり、「それをばらされたくなかったら」と、他人の庭にあるものを窃盗させたり、また「それをばらされたくなかったら」・・・で、どんどん要求をエスカレートさせるゲスの根源みたいな奴やったよ。

しまいにはそいつが何と言ったか?
「おい主人公、お前の姉さんと楽しいことがしたいから、俺たちのところへ連れて来い」だ。
目的は体や。ゲスの極みやで。

ここで、転校生がやってくる。長身でどこか大人びた感じのある少年「デミアン」や。 デミアンは主人公が困っているのを察する。 ギムナシウムの授業で、いつの間にか隣の席に居る。 下校時も近くを歩いている。 ある日デミアンはこういう

「ねえ、君、何か困っているだろう?」

不思議な事に、主人公は答えまいとするも、誘導尋問でどんどん秘密を暴かれていく。 しまいには、クロオマアからのイジメについても聞き出される。 それでデミアンは何と言ったか?

「クロオマアねぇ、あの手の奴は、じっさい大したことないんだけどね。
 ほんとはぶちころすのが一番てっとりばやいんだけど」

『ほんとはぶちころすのが一番てっとりばやんだけど』

この言葉が、どれだけ当時のワイに頼もしかったことか。。

なあ、なんでデミアンは現実に居らんかったのか。 デミアンはクロオマアの耳元で2、3言ささやくだけで、クロオマアが主人公にビビッて近寄れなくなるくらいの力をもっていたのに。 なんでや? なんで人を追い詰めるゲスがこの世にのうのうと生きとるねん。 

ワイは中学生、高校生の思春期、デミアンをそれこそ「聖書」のように持っといたよ。 意地悪なやつから、不思議な力で守ってくれると信じて。そして、その物語に出てくる、善と悪を超越した存在、「アブラクサス」に、信仰に近い気持ちを持っていたよ。 信じている限り、不思議に守られている気がして、事実無事に過ごせたんやけど。。

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