机上の空論場

【3/25】由伸巨人、運命の初陣…【2016プロ野球開幕】

2016/03/26 12:07 投稿

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なんと解説が超豪華…原・松井・江川て…二度と見られないレベルの最強解説陣ですね。

まずは開幕戦のオーダー…

1 右 長野
2 中 立岡
3 遊 坂本
4 一 ギャレット
5 二 クルーズ
6 左 亀井
7 三 村田
8 捕 小林
9 投 菅野

1番長野をやってきますか、正直びっくりしました。率直な感想として非常に良いオーダーだなと。てっきり由伸監督が1番立岡を固く考えられているものだと思っていたのと、ここ数年の長野は出塁率無視のフリースインガーだったので、それが印象に強く除外してましたね。それでいての6番亀井で打線の左右のバランスも良しと。現時点での最高のオーダーだな、と改めて思わされました。これには感服。

そして肝心の試合ですが、

菅野は初回好スタート。
2回、雄平に対し追い込んでからの甘く入ったスライダーを打たれ無死2・3塁のピンチ。正直1点は覚悟しましたが1アウトを取り続く打席、内野ゴロで3塁ランナーが鈍足の畠山だったためホームアウト。極端な前進守備というわけでも無かったので、他のランナーならセーフだった場面ですが、勿論それならそれで完全な前進守備を敷いていたでしょう。鈍足な3塁ランナーならではの余裕のある守備隊形でした。

3回のピンチも抑え続く4回、ここで菅野は球威が無くなり坂口・中村に粘られる…もうスタミナが厳しいのか、はたまた抜いて投げているのか…球数はこの時点で70球超え。

4回裏、ここまでヤクルト小川にノーヒットに抑えられてきた打線ですが、先頭の長野がレフトスタンドへ先制アーチ。次の立岡もヒットで出塁しノーアウト1塁の場面、バッターは坂本。さてここでどうするか、自分だったら迷うことなくバントだが…由伸監督はそのまま打たせます。結果立岡が見事に変化球のカウントで盗塁成功、更に坂本のサードゴロでしっかり好走塁も見せ1アウト3塁の形。その後1アウト満塁になりますが亀井が痛恨の凡退…村田は言わずもがなですが、亀井はこの日打撃の内容が酷かった。守備の安定感はさすがでしたが次は打撃で貢献してほしいところ。結局この回は長野のHR1点のみで終了。

菅野は5回も先頭の大引にヒットを打たれ、その後1死1・2塁のピンチで打席は2番川端。正直もうアカン…と思って見ていましたが内角直球で詰まらせピッチャーゴロ。そして更にピンチで3番山田との対決…1、2打席目は貫禄の内容で抑えていましたがこの打席はさすがに怖い…しかしここでギアチェンジしたのか、なんとか多少球威の戻った真っ直ぐで抑えます。

これを乗り越えた菅野は6回、7回と息を吹き返したように球威も復活、6回2アウトで9番小川の打順を迎えます。ヤクルトとしては1点ビハインドですが、小川の球数はまだ85球で内容も良い、当然続投だろうと思いきや真中監督は代打今浪を起用。これが吉と出るか凶と出るか…とりあえず菅野は6回7回を3者凡退に抑え見事に7回無失点、後は打線の奮起で何とか2点目を…

7回裏、ヤクルトは小川から秋吉に継投。先頭クルーズが2塁打、続く亀井が凡退村田が死球で1死1・2塁。今日の秋吉は制球も悪いし球もきていない…これはチャンス。ここで8番小林の打順ですが、由伸監督はそのまま打たせます。ここで下手に代打を出さないのも素晴らしい。小林はカウントワンスリーからの外真っ直ぐを狙い澄ましたように右中間へ2点タイムリー、見事期待に答えました。ヤクルトは継投ミスで痛い失点。

3-0とした8回表、上田・川端と左が続く場面でマウンドに上がったのはマシソン。正直自分なら山口でその2人まで投げさせて、ランナー無しなら続投、ランナーを出したら沢村orマシソンという采配でしたかね。マシソンは結局川端・山田に連続ツーベースを打たれ失点、更にピンチが続きましたが後続を抑えました。マシソンはストライクこそ取れていましたが球速があまり出ていなかった。ただ先発経験が生きたのかいつもより落ち着いたマウンド捌きでした。この時点で勝負あり。あとは9回、沢村が下位打線を抑えてくれれば…

その沢村は9回をきっちり3人で締めゲームセット。オープン戦ではボールが走っていませんでしたが、この日は153㌔を計測するなど威力十分、しっかり開幕に照準を合わせてくれました。

そんなわけで、見事由伸巨人が開幕戦を白星スタートで飾りました。

勝因としてはやはり菅野の投球、序盤のピンチを無失点で切り抜けられたのが大きかったですね。あとは1点だけとはいえ長野のHRで先取点を取れたこと、更にダメ押し点を取って勝ちパターンに持っていけたのが良かった。

逆にヤクルトの敗因はあの場面での拙攻、畠山がまだ本調子ではなかったこと、あとは7回の継投ミスでしょうね。正直あんな采配をしているようじゃ今年は厳しいかと。

ヒーローインタビューは長野・小林・菅野の3名、とても嬉しそうで良かった。

監督インタビューでは由伸監督が白い歯を見せ「さすがに疲れた」と笑いながら言われ、それについて解説の原さんが「心地良い疲労ですよ」と答えていたのが印象的でした。由伸監督はインタビューでも落ち着き払っていて、もう何年もやってるような貫禄がありましたね。

何はともあれ采配ミスもほぼ無く、歴代の開幕戦の中でも最高のゲームを見せてもらいました。亀井がチャンスで1本でも結果が出ていればより楽な試合展開だったのですが、まぁまた明日以降に期待しましょう。

今年は各地でも熱いゲームばかりで、また多くの新監督が初采配を振るいました。更にルーキー選手の出場・活躍など、また新たなプロ野球の節目を迎えたように思います。まさに巨人だけではなく、プロ野球界全体が「一新」されていく気がしますね。色々な問題がありましたが、それを吹き飛ばすような鮮烈なプロ野球開幕戦でした。野球人気は絶えず衰えずですね。

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