町田乃彼方から適当に書き殴る流れ

ペンギンハイウェイ 子供も大人も置き去りにした凡作 ネタバレ上等

2018/08/26 13:31 投稿

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昨日、誘われて見に行きました
事前情報は CMと原作者が森見登美彦
自分の記憶の直近は【有頂天家族】である

感想としては 100として40程度 
無手で見に行っても最低限見れるが特に盛り上がる場所がない

ネタバレしながら 思い出した順で語るけど
序盤は小学生男子(子供)が喜ぶけど、あとは置き去り
中盤で大人が興味を持ち始めるが終盤では結局、全員置き去り 

正直 どっちつかず過ぎていまいち入り込めなかった

序盤
主人公(そこそこ賢い小学生)のおっぱいへの飽くなき探求心
下品ではないが理論的執着を描く描写がクドい
男から見れば(まぁわからんでもない)な話だが
客観的にみるとやっぱり度が過ぎていた感がある

【悪ガキ3人組の不要感 (映画版ジャイアン的立ち回り役)】
ここの役回りはいささか疑問が残った
この3人が居る事で無駄に冗長になった気がする
邪魔するが最後は助けてくれる役回り、ジャイアン式

それは大人があまり介入しない作品で使うべき手法であって
女の子の親や公務員を敵役にして回す方が妥当性がある

ペンギンが発生した直後に大学や教授(女の子の父親)が
動き出すような描写を何故差し込めなかったのか。
大人を(進行上必要な)悪役として登場させないから
「急に終盤大人がしゃしゃり出て散らかしていっただけ」
と、視聴中は非常に薄っぺらい印象を受けた。

学校から抜け出してジャイアニズムする所も異常であった

[教室から出るな]と監視されている中(散らかす大人その2)
・主人公と女の子は保健室に行くと言い抜けだす(まだ良い)

・弱虫がひょっこり加わる
・3人組も出てくる

お前ら4人どうやって抜け出して来たの? と緊張感が霧散した

もっと綺麗に抜け出せなかったのか?
避難所は別の場所で良かったのでは?
教室ではなく体育館に避難という流れにして
移動中にジャバヲックに襲われる(ガラスが割れるだけ)
とか突発的混乱の中から抜け出していく方が筋が通るし
描写的納得が得られる。

原作付きだから仕方ないと言えばそこまでだが
おねショタの必要性がこの作品にはない
むしろお姉さんが消える必然性がない

海が生まれた影響で修正力が働き
適正の有るヒロインが力に目覚め
その力を使って修正が終わったら
能力だけ無くなっていつもの日常へ

(ざっくり言えば「現代版魔女の宅急便」というべきか)

こちらの方が王道かつ古典だが
主人公とヒロインのその後の日常を空想できる
それこそ視聴後の余韻であり
少なくない人が望む爽快(幸福)感だと思う

そういうプラスの終わりではなく
「お姉さんを必ず見つける」という終わりは
大人にも子供にもモヤモヤを残すと思っている
正直自分はモヤった。

ファンタジーに対して科学で追いかけるという歪さ

わざわざヒロインを修正力の権化として
無理やりその世界にねじ込む必要性がない
恐らく修正され主人公以外はヒロインの存在を認識できないのでは?

という世界に一人取り残された少年という状態に憐憫を感じざるを得ない

まどマギのほむら状態である。

正直、瞬間的な爽快感が皆無な映画だと言える。
最後の決着をつける流れの時のペンギン大行進は
もっとファンタジーにアリスの世界にもっと寄せるべきだった
「現実の中の不思議感」を大切にしたかったのだとは思うが

メリハリが無いから感情がそれほど揺さぶられない。

正直、背景の作画コストケチったの? と思わんばかりの雑さに見えた。
自分は「家が空に浮いてるだけで許されるとでも思ったのか?」としらけてしまった。


・・・そうだ、絵本だ。 
派手さや盛り上がりがない事の妥当性を考えると
これは童話の絵本を映画にしただけと思えば腑に落ちる

・・・いや絵本の映画化としても許される物じゃないな
大人も子供も置き去りにしておいて
「ファンタジー(絵空事)だから許せ」は無いな。
何らかの、どちらかには響く作品にしてほしかった。

正直「過剰な期待を持ち過ぎた」からこその落胆。

有頂天家族の作者なら
ペンギンは喋るはず、大人のトタバタも綺麗にやってくれるはず
ペンギンは魔術的変化をして巨大化するはず
するはず するはず するはず するはず するはず・・・・

過大な期待を持ってみた結果がコレなんだろう。全体的に描写が緩い。
「2時間使ってコレか」と言う感覚が拭えない作品だった。

同じ駅で引き返すにしても、自分の見落としかもしれないが
駅名は何処かに描写すべきだった

チェスは女の子との絆であるから、コマがコウモリになるのではなく
停電で驚いて窓に飾ってあったアリスの本に手が引っ掛かり
床に落ちて開いたら蝙蝠が大量に飛び出す とか

ジャバヲックを出したのならアリスの存在をもっと出すべきだった

ぶっちゃけすべての詰めが甘く、雑に散らかった印象しか残らない

残らないからこそ「おっぱい」が浮いてしまい、変な騒動になっている
逆に言うと「尖った部分がそこにしかなかった」という事の証左でもある

正直、「もう少し待って、膵臓を見た方が何らかの心の動きは感じるだろうな」
と確信をもって思える作品だった。

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