両声類のミキサーボイトレ日記

ブラフ的なミックス処理

2016/03/24 07:50 投稿

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うp初日からマイリス、コメントありがたかったです。
そろそろ今までに覚えたミックステクニックについても整理しておこうと思います。
そもそも1曲に2週間も3週間もかけて何をやっているのかというと、ほとんどオートメーションの書き込みばっかりなんです。
作業の大半はそれをずっとやってます。
とにかく書き込み量が膨大なので。



「ミキミキ★ロマンティックナイト」のイントロだけ見るとこんなかんじです。
折れ線グラフみたいになってます。
特にボーカルに書き込むオートメーションが膨大で、実際はこの何十倍もあります。
普通はコンプを使うんですが、僕の場合はオートメーションを使ってボーカルの音量差を整えてるんです。
面倒ですが、この方がコンプを使うよりナチュラルな響きになるので止められません。

濃い緑のトラックがブラフ的に入れてみた地声の効果音的なやつです。
「レッツゴー」が入る瞬間にオケの音量をボリュームでスパっと切り落としてしまい、ボーカルとハモりも急激にフェイドアウトをかけ、メインボーカルに薄くかかっていたディレイの余韻もスパっと切り落とします。
完全に「レッツゴー」以外無音状態にして緊張感をつくってみました。
DJプレイのカットイン的なかんじです。
昔聞いてたクラブミュージックでこういうのがカッコいいなと思ってました。

ただ気をつけなきゃいけないのは、オケの音量を切るのはスパっと直角にやっちゃっていいんですが、音量を戻すときに直角にいきなり戻すとモタったように聞こえて違和感が出ます。
そのため、少し角度をつけてフェイドインさせてます。
ボーカルとハモりも直角に切るんではなく、少し角度をつけてフェイドアウトさせます。
ディレイはセンドレベルを切るだけじゃ余韻が残っちゃうので、FXトラックのボリュームも切ります。



こちらは「金曜日のおはよう」の編集画面です。
「だって二日会えないから、”ねぇ”
”ねぇ”の部分を強調しました。
”ねぇ”に入る直前にハモりの余韻部分をスパっと切り落とし、オケの音量もスパっと切り落としてボーカル以外は完全に無音状態にします。
(この曲はリバーブもディレイもなし。)
別トラックは用意してなかったので、アウトプット音量のオートメーションをいじって、+5dbほど一気に突き上げ、間奏に入る瞬間に-3dbほど下げて元に戻すということをしました。
(間奏で音量が上がってるのは歌が入ってない分、全体の音量感が薄くなってるからですね。)
ボーカル以外は完全に無音にしてしまい、ボーカルの音量自体も一気に上げて飛び出すようなかんじにすることで緊張感が生まれます。
少しでも余韻みたいなものを混ぜると僕的には印象が薄くていまいちに感じます。
これをDJプレイのカットイン的なやつとか、ブラフとか呼んでますが、平坦なミックスにアクセントがつけられます。
ハマると癖になるんですよね。



以前に上げた「金曜日のおはよう」です。
今振り返るとミックス処理の甘さが気になりますが、こっちの方がまともな声で聞きやすいかもしれません。


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