両声類のミキサーボイトレ日記

ミドルボイスの低音

2015/11/27 15:55 投稿

コメント:6

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歌ってみた動画にアクセス、コメントしてくださった方やマイリスト、お気に入りに登録してくださった方ありがとうございました。
せっかく歌ってみた動画を上げたので、何か歌唱技術や練習法について書こうと思います。
音源があった方が説明しやすいし、断然わかりやすいですからね。

この前上げたスピッツのロビンソンです。
実はこの曲、地声を使ってないのですが、コメントでも何も突っ込みが入らないところを見ると、意外と誰も気付いてないのかもしれないですね。
この曲の最低音はmid1F#くらいで、このくらいならまぁ裏声でいけるというかんじだったのですが、やっていくうちに実はBメロコーラスパートはさらに低いmid1Eだということに気付いて、だいぶ無理をしました。
ここまでくるとだいぶ声の響きもなくなりますが、コーラスパートなので薄く加工してあるし、そんなに目立たないからうまくごまかせたでしょうかね。
いわゆる純粋な裏声ではなく、地声寄りの裏声(ミドルボイス)を使っています。
まだ裏声っぽさが少し残ると思いますが、こういう地声の人だと思われているか、裏声と言われればたしかにそう聞こえるというかんじかもしれませんね。

スピッツを歌うときは地声(チェストボイス)は使わないようにしています。
いまだにチェストボイスとミドルが巧く繋がらないというのもありますが、スピッツは中性的な雰囲気の曲なので、自分の地声のキャラクターは合わない気がするからです。
これは女性ボーカル曲全般にも言えて、地声のキャラクターがまったく曲の雰囲気に合わないので使わないようにしています。
普通の声の(地声チートではない)男が女性ボーカル曲を歌おうと思ったら裏声(ミドル)の低音をしっかり出すことが必要です。
スピッツを裏声で歌ってるのも裏声低音を鍛える意味も兼ねてるんですよね。
女性ボーカル曲に比べてキーが低いのでいい練習になります。

今回は裏声低音とミドルボイス低音を出すコツを教えます。
普通はmid1域なんて裏声で出ないと思うのでまずはそこからです。

”喉仏を下げて息を下に吐く”

以上!ってかんじです。
喉仏を下げると男っぽい太い声の響きになりますが、喉仏を下げないと裏声の低音は出ないのです。
それでもちゃんと地声が混ざるようになると、地声よりは女っぽいか中性的な声の響きになります。
地声にひっくり返ったりしないよう、しっかりとした裏声が出せるようになったら喉仏をあまり下げずに声に出す練習もします。
そのままだと気持ち悪い声なので。
ちなみにロビンソンでは喉仏を下げすぎたので、全体的にやや重たい声になっています。
ABメロのキーが低すぎたのでそうならざるを得ませんでした。
いったん喉仏が下がると上の音域でも下がったままになりがちです。
ただ、この曲は男が歌う歌だし、このままでもまぁいいかなとなりました。
もうひとつ、息を下に吐くのも重要です。

”mid2Aくらいなら下アゴの先くらい。”
”mid1Eくらい低くなると首の真ん中あたり。”

このへんをイメージしながらそこに向かって息を吐きます。
アゴを少し上げて頭を後ろに傾けてやると出しやすいです。
普通の音域の裏声やチェストボイスは、息を前か上に吐くようなかんじになると思うので、裏声低音の発声はまったく違った感覚になることに注意してください。
そのままの発声フォームではいつまでたっても出るようにはなりません。

ミドルボイスの低音も同様なかんじの意識を持って声を出します。
ミドルボイスとは裏声に地声を混ぜた声(裏声と地声を同時に出す声)のことです。
さきほど述べた下アゴの先から首の真ん中あたりまでにかけて地声の響きがあるので、
その地声の響きを裏声に混ぜていきます。
もし、わからないのであれば、例えばmid2Aの裏声に地声を混ぜたいのであれば、まずmid1Aの地声を声に出してみてください。
それがmid2Aの裏声に混ぜるべき地声の響きです。
ミドルボイスってなにかというと、裏声に1オクターブ低い地声を混ぜることなんですよね。
喉仏を下げなきゃいけないのも、1オクターブ低い地声を混ぜる必要があるからです。
この法則が分かれば感覚がつかみやすいと思います。
裏声を出しながら喉の絞め方を調整しつつガラガラと地声が鳴るポイントを探す。
そのポイントを見つけたらひたすらそのガラガラを鳴らし続けるように練習するだけです。
たしか1年くらい前にもこんなことを言っていたような気がしますが、他に良い練習法はないです。
毎日コツコツ続けてたらさすがに1年前とは声がだいぶ変わったような気がします。
ただ、すぐには変わらないし、じっくり時間をかける必要があるのもたしかです。

いかがだったでしょうか。
意外と誰もこんなこと書く人は居ないので、誰かしらのお役に立てることがあるかもしれません。
ミドル低音なんて出さなくてもチェストを使えばいいだけなんですが、ミドル低音も使えると表現の幅が広がります。
少なくとも自分には絶対に必要な表現方法なので、これを止めるつもりはないです。
チェストも使えるように練習してますが。



最近上げた歌ってみた動画ですがこちらもよろしくおねがいします。
ほんの一部ですが、地声も使ってます。
これが僕の普段通りのすっぴんの声です。

コメント

れんらく (著者)
No.5 (2016/07/13 19:13)
>>4
僕はlowDくらいあります。
裏声の下限は地声の下限の1オクターブ上くらいです。
なので僕は裏声だけで歌うことができるのですが、タイプが違うので難しいかもしれないですね。
ただ逆に地声がものすごく使いづらいのですが。
matrick
No.6 (2017/09/30 02:47)
https://www.youtube.com/watch?v=ECewrAld3zw
海外ドラマの曲なのですが、これってどれぐらいの低音なのでしょうか?
また、喉にかかるようなビブラート?があるのですが、これってどうやって出してるのでしょうか。
普通の男性にも出せる声ですか?
れんらく (著者)
No.7 (2017/09/30 17:12)
>>6
LowA#まで出ていますね。
そこまで低い声が出る人は男性でもめったに居ないと思います。
ビブラートは基本的には息の圧力を喉でコントロールしながら出します。
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