両声類のミキサーボイトレ日記

ライアーダンスを歌ってみた

2018/04/26 22:06 投稿

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久しぶりというかMIX依頼の投稿が続いていたのですが、本業の歌い手としての活動を再開しました。
さっそくのコメントやマイリスト追加などありがとうございます。
広告もしていただきありがとうございます。

今回は自分の得意分野でもある滑舌を生かせる曲を選曲しました。
滑舌が得意と言っても歌だけであって普段早口で喋ることもないですし、普通に噛んだり言葉に詰まったりしやすいのであまりピンとこないのですが、最近発音が良いとか滑舌が良いとか言ってもらえることが多くなりましたね。

特別に滑舌を強化するための訓練はそんなにしてません。
歌えない歌詞があったら何度も繰り返し歌えるように練習したりはしますが。
昔は滑舌があまりよくなかったので、普段から発声練習を続けていることが影響してるのかもしれませんね。
滑舌をよくするポイントはいくつかあるんですが、ひとつは口を塞いで鼻から声が抜けるようにすることでしょうか。
これができると口を開けずに舌先だけで発音できるので、発音のスピードと効率が良くなります。

それから以前にもブロマガで書きましたが、僕は実はそんなにきっちりとした発音はしていなくて、どうでもいい発音はショートカットしています。

参考記事「ヒバナの英語パート」
http://ch.nicovideo.jp/renraku/blomaga/ar1365255

これは英語に関しての記事ですが、日本語に関しても基本同じです。
ただ日本語の場合は柔軟性がないというか、英語に比べてだいぶショートカットはしにくいですが。

例えば「あいうえお」の母音はかなりカットしていきます。
一例を挙げると「情を増してくの」とかは「じょーましてくの」みたいなかんじで歌ってます。
「う」とか「を」とかはほとんど言ってなくて、持続音でごまかしてるだけです。
こうすると滑舌が楽になるのもありますが、リズムのノリも良くなったり、声がガラついたりもしにくくなります。
それに母音は音圧が上がりやすく強く発声すると耳障りなので。
いろいろな理由があって感覚的に身に付いたかんじです。

昔の歌ってみたを聞いてみてもわかるんですが、以前はもっときっちり発音しようとしていました。
声のアタックが強かったり必死感がありましたね。
最近怠け癖がついたのかどんどん適当になってきてると思います(笑)。

今回はMIXに関してはけっこう難航しました。
DAWのオートメーションが作動しないという不具合があって、以前からちょくちょくあったんですが、その原因はEQのプラグインにあることが分かりました。
いつも使っているリニアフェイズのEQなんですが、やはり重いというか何十本も挿すのは限界があるようです。
それに重いだけでなく、それ自体が不具合を起こしやすいと感じたので思い切って全部外すことにしました。

これは言葉で言うほど簡単なことではなくて、いつも使い慣れているメインのEQを変えるというのはけっこう大変なことなんです。
今までずっとこれに頼りきりでしたから。

まず同じEQでもプラグインによって使い勝手が全然違います。
周波数に制限があったり、バンド数が足りなかったり、Qのカーブが違ったり。
これによっていつものような自分の意図した音のバランスがよくわからなくなってしまいました。
Qのカーブなんかは変化具合をある程度感覚的に記憶していましたから、それが違っちゃうと全然思うようにいかなくて、どこがどう変化してるのかさっぱりよくわからなくなるんです。

自分に合ったEQを探すためにフリーのEQを片っ端から試していきました。
Qのカーブがどのように変化するか、そこも周波数アナライザなどで変化具合を確かめる作業が必要になります。

正直EQに関してはまだ試行錯誤が必要です。
時間が足りませんでした。
個別にかけるEQをどうするか、複数トラックをまとめてからかけるようにするかとか。
いろいろ自分なりのやり方をまだ確立していないところがありますね。


TDR VOS SlickEQ

オケにかけるEQに関しては良いのが見つかりました。
これは今まで使っていたリニアフェイズのEQに近いかんじです。
EQってカットではあまり音質の差が出ないんですが、ブーストしたときは音質の差が顕著になります。
これは科学的にも立証され、はっきりしていることでもあります。
EQをカットで使えとよく言われるのはそういうことです。
今まで使っていたリニアフェイズのEQはブーストしたときの音がシャキっとしていてそこが気に入ってたんですが、いろいろ試してみてノンリニアのEQはブーストしたときの音質がいまいちシャッキリしないなぁというかんじがありました。
このEQもたぶんリニアタイプではないかと思われます。

音は気に入ったんですが、Qが個別に弄れないのでそこが不満です。
今回はとりあえずそれでも問題はなかったですが。
MS処理可能なのも気に入りました。
歌ってみたのオケってボーカル以外のパートが全部ミックスされている状態なので、MS処理はどうしても必要です。
センターとサイドをトラック別に分けるやり方もあるんですが、MS処理可能なEQを使う方がDAWの負担は少ないですね。

もうひとつ、マキシマイザーに関しても不満があって変えることにしました。
今回の曲はプラグインとの相性が悪いのかどうやっても歪みやすくなってしまったので。


Limiter No6

これはもう見るからにつまみもパラメータも多くてややこしそうなプラグインです。
どこのつまみがどう作用するのか把握するのに時間がかかりました。
ただひとつひとつのつまみの意味することを理解していけば意外と難しいことはないです。

まだ使い始めたばかりなので完全にはしっくり来ていません。
自由度も高いプラグインなので使いこなすには時間がかかります。
ただひとつ言えるのは、フリーなら最高レベルの品質だということは間違いないですね。

MIXに関しては僕はひとつのプラグインに依存しすぎる傾向があり、大事なプラグインがひとつ使えないだけであたふたしています。
弘法筆を選ばずって言いますから、これがないとだめっていうのではなく、最初から複数の選択肢を用意しておくことも必要ですね。


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