両声類のミキサーボイトレ日記

ヒバナを歌ってみた

2017/11/14 07:18 投稿

  • タグ:
  • 歌ってみた
  • 両声類
  • 女声


今回は元通り、自分で歌ってミックスするいつものスタイルです。
人気のある曲で埋もれるかもしれないなと思いつつ、音域的には自分にドンピシャだったのでつい飛び付いてしまいました。

この曲は自分の中でもかなり歌いやすい部類に入ります。
最後のサビでキーが上がるところも苦しくはないし、けっこう余裕です。
ただ少し声を張らないと出にくいかんじがあったので、声を大きくしたんですが、逆にそれが雰囲気を盛り上げる意味でも良かったですね。
ここもやみくもに声を張り上げるのではなく、マイクの音量が割れる手前のギリギリのところを狙って出しています。
そういった声量のコントロールも最近は出来るようになってきました。

ただハモりでhiF#(F#5)まで伸びるところがあります。
ここはちょっと厳しいかなと思ってたのですが、一瞬だけだったので気合と集中力でなんとかなりました(笑)。

自分の感覚ではhiEまでしか思うように出なくて、それ以上は厳しいかなというかんじがあるんですが、ほんとに気合入れればなんとかなったりするので、普段は無理せず余力を残して歌ってるんだなと思います。
音域的にはまだまだ伸びシロがあると思うので、うまくコントロールできる音域を広げていきたいと思いますね。

今回はオブリガートに地声を当てています。
オブリガートっていうのは、第二のメロディーみたいな意味です。
メインメロディーが光だとしたら、オブリガートは影みたいなイメージがあって、ここは別の印象を与える必要があるんです。
そうでなければ対称的にならず、メロディーが際立たないというか。
一般的には歌い方を変えたり、声質を変えてみたりして、印象を変えます。
ミックスでもエフェクトをかけたりして、メインのボーカルとは違う音質にする必要がありますね。
バンドとかでもボーカル以外のパートの人間が歌うことも多いです。
息継ぎしやすいからっていうのもありますが、違う人間の声を使えば印象も変わるからです。

今回の場合では、オブリガートを1オクターブ下げて、メインのメロディーと違う音域にすることで対称性を増しました。
声質も自分は別の人間みたいな声が出せるので、かなり激しい落差を感じますけど、意外とこれがしっくりきました。
オクターブ下げた方がメインの音域とかぶらないので、ごちゃごちゃした印象を与えないんですよね。

でも音域はギリギリでした。
最高音がmid2D(D4)でしたが、繰り返しリテイクしてなんとか絞り出したというかんじです。
ここは本来ならミドルボイスを使わないといけないんですが、うまく繋がらないのでチェストボイスを張り上げて出してるんです。
地声がこの程度の音域しかないのは困りものです。

あとやはり英詞には少してこずりました。
これは誰もがきついと最初は思うのですが、繰り返し練習すればなんとかなります。
発音もまったく正確ではないのですが、雰囲気さえ出ればOKだろうと。

ミックスに関してはかなり時間をかけてしまって、1ヶ月くらいかかってしまったかと思われます。
これにはいろいろと理由があって、まず最近になってミックス依頼を受けて、他の人の歌をミックスする経験をしたことで、いろいろとミックスに関してこうすればもっと良くなるんじゃないかっていう考えがたくさん浮かんできて、それをずっと試していたんですよね。
試してみたはいいものの、結局使えなかったなっていうのが大半でしたけど。
でもそれを繰り返して、いいミックスのやり方を見つけていくものだと思うので。
繰り返し失敗していく中で、これがやっぱり良かったんだなっていうものが見えてきました。

あと今回はハモりを自前で録っていて、これを処理するのが大変な手間と労力なんです。
前回と前々回の歌ってみたではピッチシフターを使っていて、ミックス依頼の2件に関してもピッチシフターを使っていました。
ハモりはピッチシフターを使う方が圧倒的に楽なのは分かっているんですが、楽ばかりすることを覚えるのではなく、手間暇かける労力を惜しんでいてはいいものはつくれないんじゃないかとも思ったので、今回は自前で録ることに決めました。
でも一度ピッチシフターを使うやり方を覚えてしまったら、自前のハモりの処理はうんざりしてきますね(笑)。

それと間奏のところのダブミックスっぽい処理に思いのほかてこずったというのもあります。
ここはフレーズとか構成をイチから全部自分で考えなきゃいけないところというか、ミックスというより作曲に近いです。
まず違う設定のディレイを4機くらい用意しまして、それを狙ったタイミングであらかじめ切り取ってあったフレーズを鳴らしています。
けっこう複雑に絡み合っていて、自分でもわけわかんなくなりそうでした。

いろいろと苦労の末出来上がった曲で、満足のいく出来です。
ぜひ聴いてみてください。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事