北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
【目次】
□クロスレビュー「必食の一杯」
■連載コラム(第20回)
『ラーメンの憂鬱』〜当たり前の基準(山路力也)
『教養としてのラーメン』〜西九州のご当地ラーメン(山本剛志)
□告知スケジュール
■編集後記
■巻頭コラム
「新年のご挨拶」山路力也
新年明けましておめでとうございます。今年も「ラーマガ」を宜しくお願い致します。
昨年はミシュランでラーメン店が世界初の一ツ星を獲得するなど、ラーメン界にとっては嬉しいニュースがあった一方で、山岸一雄さんが逝去されるなど寂しいニュースもあった年でした。2016年も色々なニュースがラーメン界を駆け抜ける事でしょう。
2020年の東京オリンピックに向けて、ますます海外からの観光客も増え、ラーメン界でもインバウンドへの意識が否が応でも高まってくるかと思います。今や海外観光客の多くが日本のラーメンを食べる事を目的の一つとしています。それを受け入れていく姿勢がラーメン店やメディア側にも求められていく事でしょう。
私個人としても、今年はインバウンドを意識した情報発信も視野に入れつつ、今まで以上にウェブや雑誌、テレビなどで美味しいラーメンを紹介していこうと思っています。まずは電子書籍の発刊と新しいプラットフォームでの情報発信を春までには始めたいと考えています。そしてラーメンそのものやお店のみならず、百年続くラーメンの文化もきっちりと伝えていこうと考えています。
ラーメン情報を発信する時、常に頭の中には北島さんのことが浮かびます。北島さんに読んでもらっても恥ずかしくないような文章をこれからも書き続けていきたいと思っています。北島さんと山本さん、そして私で始めたこの「ラーマガ」こそ、私の中で最も気合いを入れて文章を書く場所でもあります。今年も今まで以上に充実した、皆さんがより楽しんで頂けるようなコンテンツになるように、全力で頑張って参ります。どうぞご期待下さいませ。
□クロスレビュー「必食の一杯」
一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は新横浜ラーメン博物館で人気の店、らーめん無垢 ツヴァイテの新メニュー「無垢日式らーめん」を山路と山本の二人が食べて、語ります。
コメント
コメントを書く