■ラーマガ限定は「かけラーメン」
『ラーマガ』では毎月1軒のラーメン店とコラボレーションして、ラーマガ限定ラーメン「NAKED」を毎月月替わりで発表して参ります。
近年、ラーメン界では限定ラーメンが数多く出されています。旬の食材を用いたり、今までにない方法論で挑んだり、創作意欲あふれるラーメン店主さんの作り出す鮮やかな一杯は、どれも素晴らしいものばかりです。また雑誌やラーメンサイトなどが企画する限定ラーメンなども人気のようです。
ラーマガでも限定ラーメンをお願いしたい。しかし他でも食べられるような、既存の限定ラーメンのスタイルではラーマガでお願いする意味がない。ラーメンの作り手の皆さんの創作意欲をかきたてるようなテーマのラーメンにしたい。そして食べ手であるラーメンファンもドキドキワクワクするようなテーマのラーメンにしたい。
そこで私たち三人がたどり着いた答えが「かけラーメン」でした。
丼の中にあるのは麺とスープだけ。最初から最後まで、口に入って来るのは麺とスープだけ。麺とスープだけで美味いと唸る一杯、麺とスープだけで満足出来る一杯、そして麺とスープだけで完成された一杯。それがラーマガ限定のコンセプトでありテーマです。
これはただ具を外せばいいというものではありません。ラーメンの設計を一から見直さなければならなくなります。浮かべる油も重要になりますし、唯一許されている薬味の存在がとても大きなものになります。丼の中に入っているすべてのものに繊細な神経を配らなければならなくなります。ラーメン職人の技術、意識が問われる一杯になります。
同時にそれは、ラーメンを食べる側の味覚や意識も問われる一杯となります。時間が経つに連れて刻々と変わりゆくスープの味、香り、そして麺の食感、味わい。誰もが今までに感じたことのない集中力と楽しさで目の前の丼に向き合うこととなるでしょう。
麺とスープだけ。このシンプルなルールによって、すべてのラーメン職人が同じ土俵に立つことになります。結果として、作り手側のモチベーションも格段に上がっています。他のどの店よりも美味いと言わせる一杯を作りたい。そんな作り手としての本能に火をつけます。毎月この企画に参加するラーメン店は、どの店も言わずと知れた人気店揃い。しかもラーメン作りに高い意識を持ったプロ中のプロばかり。そんな店が毎月月替わりでラーマガ限定に登場し、麺とスープだけで己を表現していくのです。
ラーメンと同じ日本の麺類に「蕎麦」「うどん」がありますが、いずれも「かけ蕎麦」「かけうどん」といったシンプルなスタイルがあり、どこのお店にもそのメニューが存在します。しかしラーメン店で「かけラーメン」を通常提供している店は非常に少ないのが現状です。このラーマガ限定「NAKED」を通じて、麺とスープだけの「かけラーメン」の楽しさがラーメンの作り手や食べ手に広がり、いつの日か全国どこのラーメン店でも「かけラーメン」が食べられる時代がくるかも知れません。
「NAKED」とは「飾らない、素の」といった意味合いがある言葉です。ラーメンの本質に迫った、麺とスープだけで勝負する究極の限定ラーメン企画。ラーマガ限定「NAKED」にどうぞ御期待下さい。
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#001 らぁ麺 やまぐち(西早稲田)「会津のかけらぁ麺」(650円)
#002 らーめん天神下 大喜(湯島)「かけみそ」(680円)
#003 麺屋武蔵 虎嘯(六本木)「かけ塩ら〜麺」(1,000円)
#004 そばはうす 不如帰(幡ヶ谷)「鮮魚のかけそば 塩」(700円)
#005 饗 くろ㐂(秋葉原)「かけそば〜春の息吹〜」(900円)
#006 麺や七彩 東京駅(東京)「鶏と小麦のかけ」(950円)
#007 本枯中華そば 魚雷(春日)「鶏と貝のかけそば〜四重奏」(980円)
#008 中華そば しながわ(要町)「かけらぁ麺」(800円)
#009 牛骨らぁ麺 マタドール(北千住)「かけにぼらぁ麺」(700円)
#010 麺場 Voyage(蒲田)「昆布と牡蠣の二層の冷やがけ」(750円)
#011 666(駒沢大学)「かけ中華麺」(700円)
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ラーメン界に衝撃を与え続ける究極の限定ラーメン企画「NAKED」。通算第12作目となる9月は、池袋の人気店『志奈そば田なか』が満を持しての参戦。店主田中さんの住む房総の海の豊かな恵みを麺とスープだけで表現した一杯。NAKED初となる薬味ナシの完全に麺とスープのみの一杯。ぜひ御賞味下さいませ。
【NAKED #012】
志奈そば田なか(東京都豊島区東池袋2-19-2)
「かけそば田なか〜房総の恵み〜」800円
限定杯数なし
販売期間:9月1日(月)〜30日(火)
(ラーマガ有料会員ではなくても注文が可能です)