ラーメンマガジン「ラーマガ」

「ラーマガ」#137

2017/07/20 23:00 投稿

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北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
#137

・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
・2017年7月20日発行(月3回)7月第3号(通刊 第138号)

【目次】

■巻頭コラム
 「夏の情景」(山路力也)

□クロスレビュー「必食の一杯」
  吟醸煮干 灯花紅猿@四谷三丁目「岩海苔煮干らぁ麺」

■ラーメン実食レビュー
【北島秀一】
  ウミガメ食堂@センター南「ワンタン麺」

【山路力也】
  中華そば 勝本@水道橋「冷やしラーメン」
  炭火七輪 煖 大塚店@新大塚「しょうゆラーメン」
  栄昇らーめん 匠@新津田沼「煮干しらーめん」
  らあめん花月嵐 蘇我駅前店@蘇我「嵐げんこつらあめんブラック」
  ばんから中華@鎌取「ばんからラーメン」
  一風堂 キュービックプラザ新横浜店@新横浜「白丸元味」
  麺屋キラメキ -京都三条-@京都市役所前「鶏白湯らーめん(醤油)小」

【山本剛志】
  K'sGarden@大塚「冷しポタージュラーメン」
  満来@新橋「ざるらあめん」
  蔭山楼@表参道「特製TANTAN麺ランチセット」
  三宝亭東京ラボ@中目黒「麻婆麺+1辛+半ライス」
  煉虎@大塚・帝京大学「中華そば」
  鏡花@立飛「たっぴラーメン」
  元祖一条流がんこ分店@橋本「正油(バラ・がんこ味)」

□拉麺人インタビュー 
 於保貴久 <モヒカンらーめん 店主>②
 『兄貴に美味しいラーメンを食べさせたかった』(聞き手:山路力也)

■侃々諤々!
 『ラーメンで糖質OFFの流れ…アリ?ナシ?』

□告知/スケジュール

■編集後記


■巻頭コラム
「夏の情景」山路力也

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 私がラーメンにはまったのは三十歳の時。子供の頃や学生時代にラーメンを食べることはほとんどありませんでした。それはおそらく親がラーメン屋さんに連れていくことがなかったからではないかと思っています。外食はよくする家庭でしたが、ラーメン屋に行くということはまずなかったのです。

 子供の頃の私にとってラーメンといえば、母親が作ってくれたインスタントラーメン。サッポロ一番みそラーメンに炒めた野菜を乗せて、バターも浮かべた「味噌バター野菜ラーメン」が、私にとってのラーメンでした。毎日のように家にいる小学生の夏休み。蝉の声が聞こえると母が作ってくれた味噌ラーメンを思い出すのです。

 中学生になって、唯一食べるようになったのが「寿がき屋」のラーメンでした。私が住む横浜の街にも、当時は寿がき屋の支店があったのです。夏休みの部活動の後、本当は寄り道してはいけないのに、こっそり友人たちと食べた寿がき屋のラーメン。最後にソフトクリームを食べるのが贅沢な時間でした。

 友人たちと海水浴に行って、海の家で食べたのもラーメンでした。あの頃の海の家にはラーメンかカレーくらいしか食べるものが無かった。水で冷えた身体で暖を取るのにはカレーよりも汁物のラーメン。ほとんどの確率でそのラーメンにはナルトとワカメが乗っていました。決して美味しいとはお世辞にも言えないラーメンでしたが、友人たちと一緒に食べるラーメンの楽しさは忘れられません。

 こう振り返ると、子供の頃の夏の思い出にはなぜかラーメンがありました。スイカでもそうめんでも冷やし中華でもなく、夏が来て思い出すのはラーメンなのです。


□クロスレビュー「必食の一杯」

 一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は今年6月、「塩つけ麺 灯花」が店名も新たにリニューアルオープンした「吟醸煮干 灯花紅猿」の 「岩海苔煮干らぁ麺」を、山路と山本が食べて、語ります。

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吟醸煮干 灯花紅猿@四谷三丁目
「岩海苔煮干らぁ麺」980円
 

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