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北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
#102

・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
・2016年7月30日発行(月3回)7月第3号(通刊 第103号)

【目次】

■巻頭コラム
 『ポケモンGOブームがラーメン店にも』(山本剛志)

□クロスレビュー「必食の一杯」
  金色不如帰@幡ヶ谷「つけそば」

■ラーメン実食レビュー
【北島秀一】
  日吉大勝軒@日吉「中華麺」

【山路力也】
  銀座 㐂いち@赤坂見附「鯛そば」
  一風堂スタンド 浜松町店@大門「白丸とんこつ百年豆腐」
  BASSO@江戸川橋「特製つけそば」
  つけめん玉 船橋店@船橋「つけめん」
  麺との出会い@八街「つけしおとの出会い」
  博多一双 博多駅東本店@博多「ラーメン」
  博多一幸舎 大名本家@天神「ラーメン」

【山本剛志】
  ねむ瑠@本郷三丁目「濃厚烏賊煮干煮玉子入り」
  81番@町田「うま味塩らーめん」
  うさぎ家@館山「ラーメンあっさり」
  大宰府八っちゃんラーメン@天神「ラーメン」
  博多だるま@渡辺通「ラーメン」
  泰星ラーメン@博多「ラーメン」
  魁龍@東比恵「ワンタンメン+おにぎりセット」

□拉麺人インタビュー 
 山田晶仁 <博多一双 店主>③
 『自分には何一つ出来る事がないと気付いた』(聞き手:山路力也)

■ラーメン活動月報(7月)

□告知/スケジュール

■編集後記

■巻頭コラム
『ポケモンGOブームがラーメン店にも』山本剛志

 7月22日に日本でも配信開始されたスマホゲームアプリ「ポケモンGO(Pokémon GO)」。先に配信されていた諸外国同様に、様々な話題を集めている。私もやってます(笑)。大規模な公園に人だかりができたり、役所ではクレームをつけたり、一方で観光の目玉に掲げるなど、反応も様々。

 社会的現象を反映するように、ラーメン店でも話題を集めている。ゲームのアイテムを取得できる「ポケストップ」の中には、ラーメン店もあったりする。これは、ポケモンGOを開発したナイアンテック社が2013年に正式運用を始めた「ingress」での「ポータル」に準拠している。ポータルはユーザーが投稿した印象に残るスポットから選定されている。

 ラーメン店そのもの、もしくはその近隣にポケストップがある場合、そこにポケモンを誘うツールを使う事で、その場にいるプレイヤー全員が30分間、効果的にゲームを進められる。先日ラーメン店の行列に並んでいたところ、すぐ近くのポケストップにツールが使われていた。しばらくその場所にいるしかない行列店でも、ポケモンGOのプレイヤーにはちょうどよいプレイタイムになる。その場所に使われたツールも、恐らくは一緒に並んでいる人が仕掛けたものだろう。

 その仕組みを活用する事で、集客にも利用する事が出来る。新横浜ラーメン博物館にもポケストップがあるが、ポケモンGOの配信開始後、週末の昼時に1時間おきにツールをしかけて、それをSNSで告知している。取りあえず試行してみて、その効果をもって今後の方針を決めるとの事。行列がよくできるラー博だからこその仕掛けとも言えるが、ポケモンGOが賑わいを創出できるか、今後に注目したい。


□クロスレビュー「必食の一杯」

 一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は6月にレシピを一新した「金色不如帰」の「つけそば」を山路と山本が食べて、語ります。

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金色不如帰@幡ヶ谷
「つけそば」900円