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北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
#093

・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
・2016年4月30日発行(月3回)4月第3号(通刊 第94号)

【目次】

■巻頭コラム
 『ラーメンイベントの理想と現実』(山本剛志)

□クロスレビュー「必食の一杯」
  信州鶏白湯 気むずかし家 アクアシティお台場店@台場「鶏担々麺」

■ラーメン実食レビュー
【北島秀一】
  さぶちゃん@神保町「半ちゃんらーめん」

【山路力也】
  ラーメン凪煮干王 新宿ゴールデン街別館@新宿「すごい煮干ラーメン」
  台湾まぜそば はなび@台場「納豆台湾まぜそば」
  千葉ラーメン拉通ra2@小室「熊本応援豚骨ラーメン」
  元祖名島亭 JRJP博多ビル店「築炉釜出しとんこつラーメン」
  王餃子@中洲川端「元祖博多しょうゆラーメン」
  博多15ラーメン@唐人町「ラーメン」
  らぁめん満来@西鉄平尾「チャーシューざる」

【山本剛志】
  麺屋武蔵@新宿「獺祭芳る塩つけ麺」
  麺屋M@阪東橋「味玉ラーメン」
  絆@四街道市「四街道担々麵」
  とくだ@隼人「ラーメン中」
  バガボンド@市役所前「つけめん」
  薩摩思無邪@いづろ通「薩摩」
  五郎家@広木「おなじみラーメン」

□拉麺人インタビュー 
 山口裕史 <らぁ麺やまぐち 店主>③
 『枠を超えない中でギリギリを攻めていきたい』(聞き手:山本剛志)

■ラーメン活動月報(4月)

□告知スケジュール

■編集後記

■巻頭コラム
『ラーメンイベントの理想と現実』山本剛志

 全国各地でラーメンイベントが行われていて、どこで何が行われているのか、把握する事も難しい状況。そんな中、とあるラーメンイベントの店舗招聘の手伝いを頼まれて、店主に依頼させていただく経験を得ました。

 ラーメン好きとしては、これまでのラーメンイベントで食べたことがないようなお店が出たら楽しいだろうなと思う反面、経験のないお店がラーメンイベントで失敗してしまうのは避けたいという気持ちも抱えています。完全に自分がプロデュースするラーメンイベントならともかく、今回はお店を選んだ後はイベント運営会社に引き継ぐというスタイルの為、ラーメンイベントの経験があって、ある程度イベントの現実も分かっているお店に依頼しないと、と考えました。

 イベントというと常に思い出す事がある。以前、イベントがまだ少なかった頃、そのイベントに大きな期待をかけて店主自らが東京の乗り込んでイベントに臨んだ地方のラーメン店主がいた。そのイベントの売上は予想を大きく下回り、後半に出てくれる店がどんどん少なくなってしまった事で、その店が継続出店する事になった。その店は、店主が地元に戻ってからすぐに閉店してしまった。その理由を直接聞いたわけではないが、イベントへの長期出店が閉店に繋がったのではないかと気にかかっている。あくまでもイベントはお店の方の為になるものでなくては。

 自分の名前が出るわけではないイベントを宣伝してもいいのか、と逡巡していたのですが、出店する店のご主人から「山本さんに声をかけていただいたので、頑張ります」という声をいただいた。そう言ってもらえると素直にうれしいので、イベントの紹介をさせていただきます。


ラーメン優駿2016
日時:2016年5月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日) 9:30-17:00
場所:東京競馬場馬場内東側特設エリア(東京競馬場の入場料が必要です)
出店店舗:
 きび、気むずかし家、くじら食堂、新天地、庄の(7・8日)
 らあめん元、らあめん広、マタドール、魂麺、味噌屋八郎商店(14・15日)
 吉岡、Voyage、吉祥寺武蔵家、麺匠うえ田、渡なべ(7・8・14・15日)
HP:http://sp.walkerplus.com/jra_ramen/


□クロスレビュー「必食の一杯」

 一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は4月22日に全面リニューアルオープンした「東京ラーメン国技館 舞」6店舗の中から「気むずかし家」の「鶏担々麺」を山路と山本が食べて、語ります。

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信州鶏白湯 気むずかし家 アクアシティお台場店@台場
「鶏担々麺」700