「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝経験を持つ実力派!その際の最多観客票を集めたネタ「あべこべ」を引っ提げての初参戦! 他作でも語られた、戦後混乱期に起きた切なすぎる逸話「橋津の海岸」は、語り手本人の祖母が体験したオリジナルバージョンで収録!じわりと迫る多彩な怪談が満載! 【収録エピソード】1.戦後の混乱期、幼い子供たちを置いて逝った母。一身に背負い込んだ重荷に長女が限界に達したある夜…「橋津の海岸」2.上海のゲストハウスでの宴会で。皆が怪談を語り合う中、口の重かったMさんがためらいがちに口にした話とは…「封印した話」3.彼女を連れて夜釣りに出かけたKさん。彼女を一人残し、飲み物を買いに自販機まで行き戻ってみると…「あべこべ」4.瀬戸内海の小さな島に住む友人を訪ねたMさん。近道をしようと峠道を選んだのだが次第に道幅は狭くなってゆき…「瀬戸のライダー」5.怪談の収録で訪れた古い一軒家。生首が出るという噂の庭での撮影でも何事もなく自宅に戻ったのだったが、その後…「千葉の幽霊屋敷 」6. スナックのママHさんの話。昔、同僚のA子さんが彼氏から酷い扱いを受けていると知り別れを勧めようとしたが…「スナックの同僚」7. Kさんが中学生の頃。家路を急いでいると側溝に土下座をする男が。よく見ると男の頭は溝の中一杯にみっしりと…「人に話すと…」