キューン・プラントの社長子育て日記

言葉、出産と仕事

2014/06/29 10:26 投稿

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  • 仕事
  • 出産
こんにちは。キューン・プラントの代表なかおでございます。
ここでは育児と仕事、後はなんかもやっとしたことについて書いちゃおうと思っております。

特定の個人や会社を中傷したり、叩いたりはいたしません。
どこかの大学の教授がおっしゃっていたそうです。抜粋ですが。

人のミスや、発言を名指しでネット上で不特定多数に見えるように誹謗中傷することは
非常に簡単で気持ちのいいものですが自分の徳を落とすようなものです。
言った人は小さなミスに怯えて何もできなくなります。
ミスはしないが挑戦もしない人間になるか、ミスから学べる人間になるか、選ぶのは自分だと。

その教授の授業に出てみたいですねえ。
ああ大学生戻りたい。

さて、出産について。
ツイッター経由である方の死産のブログを見ました。
7ヶ月。小さな赤ちゃんが箱のなかで眠っていました。
痛ましく、悲しいです。

昨年うちの子は生まれました。
早期の破水により予定日一ヶ月前に入院。
2週間耐えた後、腹を切って出しました。異例な例だそうです。(普通は破水後すぐに出産です)

亡くなった赤ちゃんのお母さんのブログにおりものの量の増加と子宮内の感染が原因と書いてあったのを見て、正直ぞっとしました。自分も最後の方はそうだったからです。

運が良かったのか病院に恵まれたのか、無事出産することが出来ました。

破水の原因は定かではないですが、その頃仕事が非常に混乱していて、収まる気配がないことから現場任せから自分が動いてオーバーワークになっておりました。

この時、初めて今まで一人だけの命だったのが、もう一つの命を抱えてることに気づいたわけです。

今まで「身を削ってみんなのために働くのがいいことだ」というおかしな犠牲的精神から、「命に関わることを捨ててまで身を削ることはおかしなことだ」にシフトしました。

出産直後はみんな協力的で上手く回っていましたが、徐々に上手く機能しなくなってきました。
今まで犠牲的精神で何とか動かしてきたものですから、短期間はともかくもうまくいくはずが無いです。

メーカーのクレームの対処と夜泣きにまたオーバーワークになり、体を壊しました。
自分は今は命を預かっている身です。確かに預けるところはありますが、あまりに小さいと断られます。一番弱い時期に養育者が役に立たないのは赤ん坊にとっては命にかかわります。
仕方なく社内調整をしました。自分のためにです。

不在時にスタッフを上手く動かせなかったのは自分の力不足です。
自分が動くのはとても楽でやりやすいですが
経営者として自分が不在であってもスタッフがきちんと動くシステムが出来て、初めて一人前だと思います。まだ半人前です。勉強も足りません。経営者として失格だと思います。
身の丈に合っていないものを着ていたのでしょう。
巻き込まれたスタッフは申し訳ないのですが、現在は身の丈に合うものに会社の方を調整中です。


はじめに上げたお母さんもオーバーワークで早期出産になってしまったそうです。

何を言いたいかと申しますと、
身を削って働くのは素晴らしいことだと思います。
ですが周りを見てください。貴方がいないと困る人はいませんか。
幸いに自分は出産という出来事を通じて、気づくことが出来ました。

命より大切なモノはありません。オーバーワークだな、と思ったら、少し深呼吸をしてお休みを取りましょうね。てことです。

今でも「犠牲的精神」とやらに苛まれることもありますし、求められることもあります。そりゃ誰かが犠牲になってくれれば楽ですから、求められるとついついやってしまいそうになります。そんな時は子供がストッパーになってくれて大変ありがたいですね。

ではでは。次はもう少しおもしろい話ができるといいんですが。
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