ぼくは施川ユウキ先生の漫画が好きなんですよ。最初に読んだのはなんだろう。サナギさんかなぁ。
合う合わないがすごくて、ちゃんと読んだのはサナギさん、酢めし疑獄、もずくウォーキング、オンノジ、バーナード嬢曰く、鬱ごはん、12月生まれの少年(22:40追加)。そして今回、銀河の死なない子供たちの1話を読んで、上下巻を買った。漫画としては計300ページくらい?なんだけど、すごい衝撃を受けた。それはもう数ページで。ニコニコ静画で1話と2話と最終話を読めるので、まず1話だけ読んでください。面白そうと思えば本を買うなり電子書籍を買うなりしてください。
http://seiga.nicovideo.jp/comic/25804
亡くなった落語家で桂枝雀という方が居て、笑いは緊張と緩和で起きると主張した。ぼくは笑いだけでなく、感情は緊張と緩和で起きると考えている。要するに状況や印象が変化するときに感情が生まれるということだ。この漫画は揺さぶられ続ける。
死なない子供たちの永遠に続く日常で、生きることと死ぬことを描いてる。小学生のときに手塚治虫のブッダを読んで、生きることと死ぬこととを考えて怖くなったのだけど、それ以来かも知れない。
「みんなどこへ行ったんだろう?」
「どうして僕らはそこへ行けないんだろう?」
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