▼第10号
2014/02/10
サカモト教授の 8bit マガジン
Vol.10
毎週月曜日発行
目次
1. 時事/面白ネタ 8bit レビュー
2. 秘密のマイリスト
3. 音楽レビュー
4. ライブ・制作情報
5. Q&Aコーナー
6. お絵描きコーナー
7. 近況報告
8. 編集後記
1. 時事/面白ネタ 8bit レビュー
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『5スロット9機種互換レトロゲーム機 RetroN 5、ファミコン / NES / SFC / MD/ GBA でステートセーブ可能』
これは買う( ^ω^)
欲を言えばPCエンジンまで欲しかったけど、
ファミ詣対策がはかどりますね!!!
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『持ち運びに最適なスマフォ用ゲームコントローラー』
スマホ(=タッチパネル)でソフトウェアコントローラを使った、
キャラ移動って恐ろしいほど相性悪い(と個人的に思っている)のですが、
もしバーチャルコンソールのような往年のゲームがスマホでできるようになったら、
こういった往年のコントローラのニーズは高まるかも。
ただ恐らくタッチパネルというインターフェイスに適応した操作系が時期にいろいろと発明されてくるとは思いますが。
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『Arcade Machine Accepts Bitcoins: Bitcoin-op』
ゲーセンでも Bitcoin が使えるお店が出てきたよ、との話なのですが、
ちろっと LoV のプロデューサーの丹沢さんにお話を伺ったところによると、
ゲーセンでは100円硬貨の呪縛が強いらしく、
消費税増税や、電子マネー導入時の決済手数料をプレイ料金に上乗せしにくいとのこと。
というのも100円玉以外の硬貨も必要になってくるとユーザー的にもお店的にも非常に煩雑なため。
そこで、ゲーセンで電子マネーでの play が一般化すると何がおこるかを考えたとき、
この100円硬貨の呪縛がなくなってより 1play 料金が流動化しやすくなるのかな〜とは思いました。
ただぷよぷよみたいにゲーセンでの基本無料モデル等もでてきたりと、
今後ゲーセンでのビジネスモデルの変化はウォッチしていきたいですねー
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『アイコンに使えそう! 写真をポリゴン風にしてくれるiPhoneアプリ「アートカメラ TRIGRAFF」』
自分の周りでもじわじわ流行ってるみたい。
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『あまりの難易度で人気爆発のFlappy Bird。制作者によるゲーム3本が一気にトップ10入り』
http://jp.techcrunch.com/2014/02/03/20140201developer-behind-flappy-bird-the-impossible-game-blowing-up-the-app-store-says-he-just-got-lucky/
『個人開発者の無名アプリ『Flappy Bird』が全米No.1キープ!』
実際プレイしてみたらわかると思いますが、
プログラム始めたばかりの人でも作れそうなシンプルなゲームなのですが、
こういったものでもアイデアと一定のスキルがあれば、
広告モデルで世界的に収益を上げられる時代なんですね〜。
ベトナムの3人が作ったということですが、
これが世界中でダウンロードされていて、広告収入だけで日商500万て( ^ω^)
ちなみに自分の今のところの記録は133です( ^ω^)
Flappy Bird から学ぶことは多いように感じたのでこれもいずれコラムでまとめてみます。
Flappy Bird から学ぶことは多いように感じたのでこれもいずれコラムでまとめてみます。
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『「人類には早すぎるランキング」とは何だったのか。』
このエントリーについて思うところあるので次回のコラムでまとめようと思います。
これまでも何度かツイートしてきたのですが、
ニコ動に限らず音楽もゲームも、プラットフォームの一生という視点でみると、
共通の動きがあるんですよね。
プラットフォームが生まれて、コンテンツが増えだして、プラットフォームが成熟して、コンテンツが飽和して。
玉石混淆の状況でいかに玉を見つけ出すか、がミソだと思うのです。
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『9―3÷1/3+1=? 新入社員の正答率4割』
これも先週みんなあーだこーだいってましたね。
自分も何を隠そう答え9で間違えたくちなのですが( ^ω^)
↓↓以下言い訳↓↓
まぁ文章ちゃんと読めよって話ですが (実際出題された用紙ではちゃんと分数は上下にかかれてたみたいですが)、
プログラムやってる人とか、パソコンで数式を書く人にとって、
もはや「/」は「÷」と同義というか、むしろ「÷」はもう死語で「/」こそが「わる」なんですよね。
だって半角で「÷」入力できないし・・。
なので、自分は頭の中でこの数式を「9―3÷1÷3+1=?」という風に置き換えて、
÷1と÷3がそれぞれかけ算で分子分母反転して1と3が分母になって、9ー1+1=9となったわけです。
で、興味深かったのが、
正解の1を答えた人の中には「9」になる理屈が全然わからない、という人がチラホラいて、
(もちろん、わかるけどそんなミスするなんていないよね〜って意味で言ってる人もいるかもだけど)
そういう人は「/」をちゃんと分数の線だと見てるんだろなと。
この「/」を「÷」と見るか「分数の線」と見るかの差が生まれるのがなんか面白いなと思ったのでした。
そもそも全角数字見るともぞもぞしちゃう人( ^ω^)
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『ユーチューバー「ヒカキン」に影響された、可愛い中高生たちwwww』
これここ最近で一番衝撃的なニュースでした。
最近の子供達にとってもはやニコ動<YouTubeの時代になりつつあるんじゃないかって。
というのもYouTubeは動画投稿者が動画に広告を設定することによって、
広告表示回数に応じて収益を得られるんですよね。
で、この仕組みを使って設けている人達のことを YouTuber というのですが、
子供でも配信したり動画を投稿したりする昨今、
子供にとってみたらちょっとした小遣い稼ぎにこういうの使っちゃうよな〜と。
どんどん情報リテラシーを身につける年齢が低くなっていって、
子供達がWEBを使いこなす時代がきたとき、
子供達の世界のパワーバランスが大きく変わりそうな、
そんな大きなパラダイムシフトのときがきている、そんな気がしたのでした。
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『自宅にいながらライブ会場に入り込める新技術--ドワンゴとNTTが開発』
ドワンゴの、何か新しくて楽しそうなものをとにかく作っちゃうこういうところ、大好きです。
是非実用化して、好きなアーティストのライブを現状の生放送以上に、
より臨場感のある環境で体験できる配信環境、というものを確立してほしいですね。
音楽業界にとっても投資すべき案件だと思います。
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『【返金祭】ドラクエのガチャに怒ったユーザーが怒りの返金祭り開催。次々と課金額が返金されてるぞwwww』
『『DQM スーパーライト』スクエニ公式発表 “まほうの地図ふくびき”の提供割合を明記』
ドラクエのガチャの確率がシビアすぎる & 実際の確率とふくびき画面で表示されてる地図の色の割合があってない、
って点でかなり炎上してましたDQMSLですが、
まさかの対応ww
正直この対応はびっくりしました。
スクエニだからできたのかなぁ〜 (お金的な意味で)。
リリースしてから課金した額のジェムをそのまま返すってことですが、
これこのあとゲームバランスちゃんと取れるんだろか〜と若干心配ではあります。
S・Aの確率を上げてDの確率を下げるってことですが、
つまりS・Aの流通量が増えるってことですよね。
ってことはそのままだとゲーム難易度が簡単になってしまうので、
バランスを取るためにボスの強さを強くしてしまうと無課金層が死んでしまうと。
なのでS・Aを弱体化するんだと思いますが、そうなってくるとS・Aの価値が下がってガチャモチベーションが下がってしまう。
といった具合になだれ方式でバランス取るのどんどん難しくなるんですよね。
それくらいガチャの確率と、強いカードの価値のバランスは神経を使う作業なのですが、
今回みたいな力技でどう調整してくるのかは注目したいところであります。
この手のガチャの確率と納得感に関してはまだまだ最適解を各社手探りだとは思うのですが、
自分がこれまでいろんなゲームで重〜廃課金した経験でいうと、
1万〜2万で1枚もっとも高いレアリティのカードがでる、というバランスが個人的に心地よかったです。
で、最高レアリティのものの中でも内部的に細かいランク付けがあって、
最高レアリティの中でもっとも最高クラスのものは5万に1枚とか、かなぁ。
ほんと今思えば課金した額全部貯金してたら今頃もっと楽な生活できてたのにな〜とか思いますよね!( ^ω^)
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『SONY「PC事業及びテレビ事業の変革について」』
一番最初に買ったPCは富士通のFMVで、
大学時代に自分でバイトして初めて買ったのはSONYのVAIOのオーディオに特化したPCでした。
その次はもうMacで、MacにしてからWindowsには戻れなくなったくちですが、
それでもVAIOブランドがSONYから離れるのは何か寂しさを感じますね。
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『CL-Projects、ローランド JD-800をサンプリングしたNI Kontaktインストゥルメント、「JD-850 Free Demo」を無償配布中』
往年の名機がどんどんソフトウェア化されていくのは自分にとってはうれしいですね。
自分は利便性重視で最近はもっぱらソフトシンセで曲を仕上げることが多く、
使ったとしてもRolandのINTEGRA7とかNord系くらいで、
INTEGRA7も専用プラグインでPC側で操作完結しちゃうので、
ほぼソフトだけで曲作りしてるといっても過言ではないです。
だって音色の設定とかいちいち保存しなくてよいし、トータルリコールが便利すぎるので!
JSPA会員として将来的にはハードシンセも勉強していきたいですが、
とりあえずお金いっぱい稼いでからにします( ^ω^)
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『ザ・レジェンドアーチスト お宝発見!』
これは聴いてみたい!
有名なゲーム音楽作曲家の初期のころの曲とか、
結構その人の根源的な部分が垣間見えておもしろいはず。
自分も作曲自体は小学校のときからヤマハでしてましたが、
ガチでオリジナルを初めて作ったのは高2のときかな〜。
そのときはギターで作ってました。
打ち込み始めたのは高3のころで、この頃の曲は「サカモト教授攻略本」の付録CDに収録されてるので、
もし興味がある方がいらっしゃったら是非聴いてみてくださいまし!
サカモト教授 攻略本
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『佐村河内さん作曲は別人 高橋のSP曲も』
『【クソワロタw】佐村河内さんが渡した作曲指示書が『エキサイトバイク』に似てると話題にwwwwww』
『またS氏騒動・長文多謝』
『より正しい物語を得た音楽はより幸せである ~佐村河内守(新垣隆)騒動について~』
『指示書テンプレート』
さて先週から世間を賑わせておりますこの事件。
自分も音楽業界に身をおく者として興味深くウォッチしてました。
最初この一報を聞いたとき、耳が聞こえないという部分が嘘とは思ってなかったので、
聴力を失った音楽家に同情的なものを感じて、切なさのようなものを感じたのですが、
あとからいろいろボロが出て、実は耳も聞こえてて、いろいろ人格的にも酷い、みたいな情報がでてきましたね( ^ω^)
もちろんすべての情報をそのまま鵜呑みにはできないと思いますが、
この一連の事件を見ていて、ものを創ることと、ものを売ることとの間にある、価値観の違い、みたいなものを考えていました。
純粋なクリエイターの立場でいえば、他人に作ってもらったものを自分の作品ということを是とする人なんていないと思うんですよね。
なぜならクリエイターのアイデンティティは、自分が創ったという事実に宿るものだと思うので。
だから、他人に作ってもらって平気な人っていうのは、クリエイターではなく、ビジネスマンなんだろうな〜とか考えてました。
このあたり近々コラムにまとめてみようと思います。
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『【第11回】 武満徹の音楽に関する批評 理屈で答えの出ることしか書かない実証主義的批評の限界』
『図形譜』
『素晴らしき図形楽譜の世界』
図形楽譜なるものを初めて知った( ^ω^)
なるほどわからん!
即興性に振り切った楽譜ってことなんだろうけど、
曲のダイナミクスや構成、大まかな旋律の高低のみを共有して、
あとは奏者の内面に起こる初期衝動に任せることで、
2度と同じ演奏を聴くことができないなにか。
素人がやるとダイナミクスは共有できても和声は不協和音になりそう。
熟練者がやると、他の人の音を聴いて和声をきれいなものに調節することはできそう。
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