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島原エレナって何人(ナニジン)だ?

2015/03/21 14:00 投稿

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はじめに


 島原エレナって何人だ?

 ふと、こんな疑問を抱いた。だが、ヤツの答えは決まっている。


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エレナはエレナだヨ!

 いや、わかってはいたさ。どうせ、こう答えるしかないのがお前だ。




 今回は『島原エレナ』についてやっていく。

 それにしてもこの島原エレナというアイドル。中々に考えさせられることが多い。

 思えば彼女についての考察を始めたのは、エレナが自分のパーソナリティについてそれなりに悩んでいるということを知ってからである。要は、エレナもまた“コンプレックス”を持っていたということだ。

 コンプレックスとは人間性の発露である。何故ならコンプレックスを持たない人間など何処にもいないからだ。より良いものを求め変化を促す心と、変化を恐れ留まってしまおうとする心。この二律背反が生み出す葛藤、それこそがコンプレックスの正体だ。

 そこに気付けたお蔭で、漸く私はエレナをただのアイドルではなく、ごく普通の『人間』として認識することができた。





エレナの立ち位置

 島原エレナはその無邪気な性格も相まって誰とでも仲良くすることができる。
 更には、「皆を元気にしてあげたい」という本人の願いも周囲に良い影響を齎(もたら)してくれる。これならば、嫌われる要素を探す方が困難である。

 そんな彼女は、殊更(ことさら)田中琴葉や所恵美とセットで扱われることが多い。






 仲良きことは美しき可奈。 ……間違えました。こっちが正解です。『美しき哉(かな)』

 それでもこの三人。NG(ニュージェネレーションズ)云々は置いとくとして、如何にもエレナが一人だけ『遅れている』ような印象を受けないだろうか?

 先のLTPは言うに及ばず、LTHにおいてもそれは顕著だ。

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 サービス開始と同年内にリリースされた琴葉と恵美のファーストソング。それに引き換え、年を跨いでの発表となったエレナのキャラソン。

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 尚、LTHにおいてもこの関係性は同様である。


2014年11月リリース

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2015年3月リリース予定

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 ここら辺の扱いの差も、シンデレラにおける本田未央を感じずにはいられない。



※担当Pの人については誠に申し訳ありませんが





琴葉及び恵美との対比

 二人との差については、個性にも表れている。

  • 琴葉のアピールポイント:嫁力(料理や裁縫などの家事をこなす力)の高さ

  


  • 恵美のアピールポイント:華やかさ

  


  • エレナのアピールポイント:サンバ

  



 ねぇよ!



 少しばかり大雑把だが、エレナにはこのように異性にわかり易く自分の魅力を伝えることができない、というのが伝われば幸いです。

 勿論、サンバの衣装を身に纏ったエレナが魅力的なのは否定しませんが、あれは単に衣装を着ただけです。あとは「スタイルが良い」というのもわかりますが、それ“だけ”を評価する人間はただのドスケベです。悪しからず。





LTPで見出したもの

 このように、二人から見れば少々残念気味のエレナ。それでも彼女のスペックが高いことは否定のしようがありません。

 というか何気にエレナはpassionだけでなく、coolcuteも一人でカバーできています。

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 更にはLTP11では何と“セクシー”もイケることが判明した。


「なんだこいつのこの万能さは! まるで我那覇響を思わせような多才っぷりではないか!!」


   zoom

 ……しかしまぁ、別にそんなことは無かった。

 あれは所詮、真美の入れ知恵によって齎された付け焼刃であって、彼女が自ら磨き上げたものではなかった。

つまり、

 セクシー? いいえ、せくちーです。

というわけだ。







異邦人(エトランジェ)

 先程は響を引き合いに出させてもらったが、ミリオンスターズにはもっとわかり易い比較対象が存在する。そう、エミリーだ。

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二人の対比

生まれ

エミリー:英国(イギリス)

エレナ:ブラジル、日本人とのハーフ


言葉遣い

エミリー:しっかりとした日本語を話す。頑なに横文字を使わない。その場合は多少無理矢
      理にでも漢字に変換して用いる。

エレナ:何処となく片言。かと言ってブラジル語(※)を使いこなせるわけでもない。

※現地の言語として独自の発展を遂げたポルトガル語


生き方

 言葉遣いからも感じられるように、エミリーは完全に日本人として違和感の無い立ち振る舞いを会得している。正に「郷に入りは郷に従え」をしっかりと実践できていると言える。

 一方、エレナはかなりマイペースというか、日本人らしく振る舞うことを自分に課してはいない。「エレナはエレナだヨ」と言うように、こっちはこっちで頑ななまでに日本に染まろうとしない

 ここまででおわかり頂けただろうか?

 実はこの二人、同じ異邦人の身でありながら、その在り方は全くの「正反対」であるということが。
 
 とは言ったものの……

 13歳のエミリーを17歳のエレナと比較して最も強く思うのは、エミリーに比べてエレナは何とも甘ったれた感じがするということだ。それはそうだろう?

 エミリーが異国の言語にもキチンと適応しようとしているのにも拘わらず、エレナは最低限の意思疎通さえ取れればあとはどうでも良さ気だ。更には、愛しいはずの母国語でさえ殆ど忘れている始末。

 お前ホントに何人だよ!!!(ブチ切れ)



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エレナはエレナだヨ! ドン!





 喧(やかま)しいわ!!!!


 ……良識のあるプロデューサー諸氏は、決してこのような態度を彼女に対してとってはいけない。そんなことをすれば間違いなく彼女は泣いてしまうことであろう。

 それでは、血が上った頭を冷やすためにも、ここからはエレナのパーソナリティについて話を進めていこう。








エレナ、来日す

 彼女は確か6歳の頃ブラジルから日本に来たはずだ。

 もしそうならば、早ければ小学1年生、遅くとも2年生の時に日本に来たということになる。もしかすると、島原家はエレナの小学校入学に合わせて来日したのではないだろうか?

 下手に中途半端な時期に転校などして来ようものならば、いじめられる可能性があるからな。まあ、それでもサッカーという特技を生かせれば事態の打開を図ることは可能だが。



 ……これは胸糞で申し訳ないのだが、ぶっちゃけた話、エレナの精神的成長はこの時点で止まってやしないだろうか?



 ※断っておきますが、こっからは胸糞が続きます(全部ではないが)。エレ
  ナの明るい部分だけを楽しみたいという人は読まない方がいいでしょう。


 それではどうぞ。






島原エレナの幼児性

 公式から提供されているサービスの一つに、自己紹介ボイスというのがある。

 まだ視聴していないという人は、ミリオンスターズのことを知るためにも是非一度聞いて欲しい。

 私自身、彼女たちについて少しでも知って行こうという思いから、全員分の自己紹介の内容

は把握しているつもりだ。まぁ、灰汁(あく)の強い面々に圧倒され、多少の時間がかかってしまったことは否定しないが。

 そんな中で、島原エレナもまた他とは違った個性を感じた。

 なんとこの女、真面目に自己紹介することができないのだ。これは本当に衝撃だった。


 「いやお前、小学生以下か?」


 こう思ってしまったのも無理からぬ話である。実際問題、最年少の中谷育のほうがしっかりと自己PRできているというのだから、世の中とは不思議なものだ。

 そもそも、ブラジルから日本に来たというが、本当の所エレナは日本には来たくなかったのではないだろうか? 例え物心がついて間がないとはいえ、それまで住んでいた場所を離れるというのは、幼い彼女にとってはかなりのストレスにもなり得る。また、子供は逞しいなどと言われもするが、全ての子供達がそうであるはずも無い。かよわい子供だって必ず存在するのだ。

エレナも実は、繊(かよわい)子供の一人だったのではないだろうか。普段のあの頭の軽そうなノリからは想像しにくいが、彼女が日本人然としていないのは、ブラジル人と日本人のハーフである自分を持て余しているからとも言える気がする。

 では、そんな子が何故あんなにも明るく振る舞うことができるのか? と疑問に思う人もいるだろう。けれども、これは家庭環境が円満であれば寧ろ当然なのだ。

 星梨花の記事でも触れていることだが、親の愛情を一身に受けて育った子供は総じて明るい性格になりやすい。両親から受け入れられているという安心感は、そのまま自分自身を受け入れるための土台となる。そこから転じて、同じように他者を受け入れるという精神性が醸成されていく。これが愛情の好循環である。
 詰まる所、エレナは琴葉が抱いている不安や、恵美が感じている空虚さとは最初から無縁なのである。


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エレナはエレナだヨ!





 以上を踏まえた上でこのセリフを聞くと、さっきとはまた違った味わい深さがあって面白い。


 他にも、ゲーム内での彼女を見ていると何気に家族に対する言及が多く見られる。恵美や琴葉を引き合いに出すまでもなく、この傾向はかなり顕著だ。
 正直な所、家族への発言において島原エレナはミリオンスターズで五本の指に入ると個人的に考えていたりする。

 まぁ、逆に言わせてもらえば、あんなぶっ飛んだ人間性を受け止めてくれる場所が家庭以外に存在しなかったという話でもある。学校生活や友情は、彼女にとって大きなプラスにはならなかったのだ。





醜いアヒルの子

 学校という場所において、エレナは他の皆から見ればこのような存在であったと考えられる。自分たちと何処か違う人、その評価は何処へ行っても拭い去ることなどできない。彼女が日本の学校に通う限りは。

 そういえば、エレナは嘗て「琴葉に勉強を教えてもらった」ことがあるらしいが、これは一体どういうことだろうか?

 恐らくエレナにとって学校とは、『日本人でいることを強制される場』だったと思われる。なんとも窮屈な話だ。これならば勉学に身が入らなくても仕方がない。というかこんな調子で良く高校まで進学できたものだ。これが少子化問題の弊害か?



 ……待てよ?

 もしかすると、本当にもしかすると、エレナがあんなにも胡散臭い片言を使っていたりするのはこれが理由なんじゃないだろうか?

 何が言いたいかというと、これは彼女なりの『抵抗の証』なのだ。

 そう、日本人であることを求めてくる周囲の人間に対し、エレナが行えるささやかな反抗。これこそが正に


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エレナはエレナだヨ!




 なんじゃないだろうか? う~む、奥が深いな(白目


 こうして結論付けると、彼女の幼児性とは全てこの部分に集約されている気がする。つまり、若干子供っぽいが中身は案外普通。ということが言える子なのかも知れない。

 いや、だからって下着姿で劇場内を闊歩するもんじゃないだろうに……









ARRIVEにおける島原エレナ

 このユニットにおいて、最もエレナが異彩を放っていたのは第4話だと思う。

 とあるイベントでミリオンの面々に対し誹謗中傷を働いた黒井社長(テラ子安)。そんな彼についてエレナはなんと言ったか……。

 細かいところは省いて要点だけ説明すると、彼女は黒井社長とも「友達になろう」と提案するのだ。


 いや、それができたら苦労しねぇよ!

 

……というかこんなことを言えるのはコイツくらいのものである。



 しかしこの話、別にエレナの頭の中にお花が咲いているとかいう類のものでは全くない。寧ろ哀しみとセットだったりする。※あくまで可能性として

 どういうことかというと、あのように敵意を向けられること自体、エレナにとっては初めてではなかった(かも知れない)ということ。

 彼女が学校生活の中で虐められていたなどと言うつもりは無いが、皆がみんなエレナに対して好意的であったという保証も無い。そういう輩は案外何処にでも居るものだ。残念なことに。

 エレナはそういう人間との交流を経て、ついには乗り越えることができたのだろう。今の彼女があるのはその経験が生きているから。だと思う。

 言ってしまうが、これはその相手と友達になれたとかいうわけではない。なれたのならそれは素敵なお話だが、喧嘩別れに終わって後悔だけが残った。という話でも特に問題は無いのである。

 乗り越えるとは、その体験(経験)を前向きに捉えられるようになることなのだから。



埋め込み画像への固定リンクエレナはエレナだヨ!




―――どうしよう、なんだかコイツが可愛く見えてきた気が……







みんなを元気に!

 人間とは面白いもので、誰にも『振り幅』というものが存在する。

 要するに『逆もまた真なり』だ。

 もう少し具体的に言おう。

 琴葉はそのスペックの高さから「手の掛からない良くできた女の子」という印象が先行しがちだが、実際にはメンタルケアに非常に気を遣わなくてはいけなかったりする。

 恵美だって皆を「優しく包み込むような深い愛情」を持ってはいるものの、その実、愛情に飢え満たされぬ日々を過ごしている。

 この理屈をエレナに当て嵌めるとしたら、エレナは存外に落ち込み易い性格をしていることになる。皆に元気付けて欲しいからこそ、誰よりも真っ先に「元気を出して」と言えるわけだ。いわば予防線だったのだ。

 かよわく、すぐに落ち込んでしまう自分を理解しているから、下手に考え込む前にパッと顔を上げる。笑顔で。


 ―――多少ぎこちなくたって構わない。俯いたままでは、きっと何も見えないから。


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エレナはエレナだヨ!




 泣いてない! 泣いてなんか……







琴葉×エレナ

 そんなエレナの周りに対するファーストインプレッションは、一体どのようなものだっただろうか。

 奇抜な言動と個性的な見た目もあって、正直な所かなり浮いていたのではないかというのが私の見解だ。尤も、一癖も二癖もあるミリオンスターズのメンバーを思えば、埋もれてしまわないだけでも称賛ものなのではあるが。

 まだお互いのことがよくわかっておらず、どうにも一歩踏み出せないでいるもどかしい感じ。エレナに対するその状況を一変させたのが田中琴葉という女だった。これこそが琴葉×エレナの始まりではないだろうか。

 余り会話に上らないかも知れないが、琴葉は本質的に押しの強い人間である。聞き分けが良いようでいて、案外ハッキリとものを言う性格なのだ。
 そんな琴葉だったから、多少とっつきにくい娘にだって毅然とした態度をとれる。その相手がたまたまエレナだった、それだけのこと。
 けれども、一番最初にそうやって踏み込んで来てくれた琴葉のことをエレナは大変好意的に受け止めた。そうして今に至るというお話。

 何故恵美×エレナが先ではないのか? そう考える人も中には居るだろう。しかし残念ながら、恵美は他人に対しあと一歩が踏み出せない人間である。踏み込みが甘いのだ。

 だから嘗ての喧嘩において、決定的な一言を言ってしまう前に自ら会話を降りてしまえる。

 ※この部分は本筋から外れてしまうので一旦保留にさせてもらいます。どうしても聞きたい
  という方はコメントをお待ちしています。


 話が逸れてしまったが、こうして「こと×えれ」が誕生したことにより、それが土台となって周囲もエレナのことを受け入れるように変わっていった。

 というのはどうだろう?


 まぁエレナの方は至ってマイペースに泰然自若(たいぜんじじゃく)としていたに違いない。尤も、あの学校生活を踏まえれば、の話ですが。

 学校の椅子が針の筵(むしろ)だったことを考えれば、劇場自体彼女にとっては高級なソファみたいなものだっただろうし。



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エレナはエレナだヨ!





 ああもう、可愛いな畜生め!







結論

 エレナは…… 『エレナ』だった。

 どうしようも無く、これ以上ないってくらいに。

 今更ながら、「お前は一体何人だ?」と、そんな小さなことに拘っていた自分が恥ずかしくもある。

 日本人かブラジル人かなどは、所詮彼女を説明するための記号でしかない。例えどちらに寄ろうとも、結局は島原エレナにしかなれないのだ。

 なればこそ、コイツには改めてブラジル語を勉強してもらって、きちんとバランスをとって欲しいものである。









終わりに

 少しばかり中途半端な区切り方をしてしまうが、今回はここまでとさせて頂く。

 申し訳ないが、エレナがこの先どうなって行くべきかを未だに考えあぐねているのだ。直接の原因は彼女のアイドルエピソードを見ていないから。いや、努力の不足は認めますよ?

 でもまぁ、焦って答えを出す必要も無いだろう。「考え続けること」にこそ価値があるのだから。



 ではまた恒例の次回予告を。

 次回、『佐竹飯店一人反省会 ~開演の挨拶~』

 3月中には書き上げます。今暫くお待ちいただければ幸いです。


~追記~
 前々から言っていることですが、私の考察記事には『無知を晒す』という意味もあります。知らないけれど知って行きたい。その思いと僅かばかりの勇気が原動力です。
 なので、「エレナについては一家言ある」という方が居られましたら、是非ともコメントにてご教授願います。新たな気付きを私に下さい!



 それでは、また……


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