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中の人眠れない日記 映画『白爪草』ネタバレ考察

2021/01/31 05:36 投稿

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  • 白爪草
  • 考察
この記事は、2020年9月に劇場公開され
2021年2月7日までネット配信される映画『白爪草』の考察です。

映画の重要なネタバレを多分に含みますので
未視聴の方はご覧にならないようお願いします。
ご覧になる方はすでに映画を見ている前提で書きます。

ていうかまだ間に合うなら映画見てきてください。
シロちゃんやアイドル部メンバーの演技やストーリー構成など
素晴らしい作品です。
具体的にどう素晴らしいか語るとネタバレになるので
気になる方はレビューとか御覧ください。
ただ何の予断もなく見るほうが面白いかも。

いきなり画面に記事が映らないよう少し間を開けまして。






















まずこのストーリー、考察しがいはありますが
考察すごく難しいです。

なぜかというと、チートカウンセラー桔梗さんの存在。
偽の記憶を植え付けることも簡単な存在が蒼と紅の両方に関わっているから
どちらの言葉も本心なのか操作された結果なのか分からない。
たくさんの花びらが舞う演出のシーンが何度かあるが
これも花屋の花から撒き散らしているのか、だれかの幻覚か判然とせず
観客側の視点すら怪しい。

最初はそもそも入れ替わってすらおらず
カウンセラーにお互いを相手だと思い込ませているのでは、
とも思ったがいくつかの理由からそれはなさそうなので
入れ替わっていない説はひとまず保留しておく。

そんな中でまず疑問に思ったのが
別れを告げる蒼がバッグに入れて持ち帰る花の存在。
見た目的に、恐らく白詰草。
花言葉は「約束」や「幸福」、そして「復讐」。
その時の蒼の気持ちはその中のどれなのか。
望みが叶い、肩の荷が降りたと言っているとおり「幸福」なのか、
それとも後で紅に絶望を叩きつける「復讐」なのか。

もちろん両方の意味があるだろう。
3ヶ月後に送られてくる、引き継ぎ忘れていたという日記。
あの内容のものを、もう引き返せなくなってから送るのは
単なるうっかりではなく故意犯だろう。
親を殺した殺人犯の妹として世間から爪弾きにされ
おそらく預けられた親戚とも友好的な関係ではなかっただろう蒼の復讐であり
根本的な原因を解決しなければ幸せになれないというカウンセラーの差し金だろう。
少なくとも三ヶ月後、蒼の自殺から1~2ヶ月も過ぎてから日記を送った誰かも
カウンセラーと関係のある人物だと思われる。

そこで浮かんでくるのが常連客の桃井さん。
「いつもの」が蒼の時の「白爪草」などから、紅の時には薔薇に変わっている。
しかもいつも注文の電話をかけてくるのは店長が帰る閉店間際。
蒼は多くの殺人を犯したが、死体の処理に関して言及されているのは
細かくして土に混ぜて金木犀を植えた時のみ。
そして死体を表すものとして、ハーバリウムに「爪」のついた指先が混入している。

つまり、桃井は蒼の殺人を知るカウンセラーとつながりがあり
注文に紛れて蒼がバラバラにした死体の処理などのサポートをしていたのでは、
という疑いが出てくる。

そして本題、カウンセラー桔梗について。
桔梗は一貫して患者に協調的ながら、あまり人間味を感じさせない態度を取っている。
カウンセラーとしては当然なのかもしれないが
気になってくるのは映画の最初のほうにでてきた
「オンラインカウンセリング歓迎」の文字。
蒼も紅も直接会って話したような前提でしゃべっているが
偽の記憶を植え付けられるならそれも怪しいし、実在も疑わしくなる。
最後に紅がスマホで桔梗に連絡を取ろうとして電話がつながらなかった。
これは桔梗が裏切って見捨てたのか、
それとも今までSiri経由でしかつながらなかった連絡を
動揺したか声はスマホを誤魔化せなかったか、通話アプリで行おうとしたためか。

Vtuber前提の映画であるし、桔梗がバーチャルの存在で桃井などエージェントを使いながら
卓越した能力で人を救おうとしつつ倫理観の欠如から不幸にしてしまう。
そういう物語をVtuberが演じる。そういった映画なのではないかと思う。

ラストシーンに関してはいろいろ解釈が分かれそうなので考察はやめておく。
ただわたしは「桔梗に狂わされた蒼が連続殺人の犠牲者を見定めているシーン」と感じた。


以上とりとめもなく書いてみましたが
結論してはBDはよ

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