【覆面次郎】ホールの電気代 2023/2/8(水)
火力発電の燃料価格高騰による、一般家庭の電気代大幅アップに悲鳴を上げているご家庭も多いのではないでしょうか。先日見たニュースの記事だと、1か月10万円以上という電気代を請求されてしまっている地域もあるとか……
しかも記録的な寒波のあった1月、次郎も電気料金の請求は学生時代の通信簿くらい恐れて日々過ごしております。
これはもちろんパチンコ店にも重くのしかかってきている問題であろうことは想像にたやすいですな。
パチンコ店1店舗あたりの年間の電気料金は小規模店でも月100万円、中規模店なら月300万、大型店なら500万とも言われています。
電気代は3割程度の値上がりと言われているので、中規模店でも月間100万近く、年間なら1000万円以上の値上がりとなるわけですな。
さらに大規模なチェーン店となると……そのチェーンだけで何億、何十億といった支出になることは言うまでもありません。
これを誰が支払うのかって言うまでもなく我々打ち手なわけで、電気料金の値上がりはそのままホールの調整になって跳ね返ってきそうであります。
それにしても、今のパチンコやスロット台には人が座ってないと「エコモード」に切り替わる台がありますが、あれってどの程度の省電力になってるんでしょうかね。
多少なりとも効き目があるのであれば、全台に搭載して欲しいと思うのは次郎だけでしょうかね。メーカーが協力してそういう仕様をしてくれれば、本当にわずかかもしれませんが、打ち手も勝ちやすくなるということに気付いて欲しい。
誰も打ってないシマ、デモ画面でビカビカと台が光り、無駄にたまに役物が落ちたり動いたりして、いったいそれで誰が打ちたくなるんですか? と聞きたい。
たとえ画面が真っ暗で何も映っていなかったとしても、打ちたいと思えば座りますけどって。
メーカーも、あのデモ画面を作るのに細かな仕様があったり、映像会社に高いお金を払ってデモ画面を作ってもらったりしてるわけで、そういうあまり意味のないところから台の製作費を落としていこうと考えるお偉いさんはいないんでしょうかね。
スマスロやスマパチがこれから盛り上がるかどうかという狭間にありますが、それこそそういった無駄にかかる費用こそ「スマート」にして、ホールに少しでも安く売るというのがこれからのパチンコ・スロットには必要なんじゃないかと思う次第。
もうね、とくに誰も打ってないようなガラガラのシマなんて、電源落としておいてくれていいですよって言いたいですわ。
しかし、当然のことながらホールでかかる電気代ってのは台だけに限りません。シマ設備、空調、外の看板、すべてが電力に支えられたアミューズメント施設といって間違いないでしょう。
スマスロやスマパチに変わっていくことで、シマ設備の電力が抑えられるようになるのは業界的に良い変化ですよね。証明なんかもLEDに変えたりと、節電していく方法はいくらでもあると思います。
いち早くそういった部分をリニューアルしたり、今の電気代高騰に合わせた設備に変えていくようなホールが勝ち残っていくのかもしれませんな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・Sammy「P甲鉄城のカバネリ」
スロット6.5号機で大ヒットとなったカバネリのパチンコが登場ですが、何気に一度小当たりラッシュタイプで出てるんですよね。まったく稼働しなかったあの印象を忘れさせてくれる台になっているのでしょうか。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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