明けましておめでとうございます。本年も皆さまにご拝読いただけるよう、頑張ってネタ探ししてコラムを書いてまいりますので、覆面次郎をご愛顧のほど何卒よろしくお願いいたします。
 
　新年最初のコラムは、2023年のパチンコがどうなっていくか予想する内容でいきましょう。
　昨年も書いたような気がしますが、その予想通りになってるかどうか……は忘れました。きっと当たってるでしょう。(適当)
 
　今のパチンコですが、大きく二分化されていると思うんですな。
　パチンコらしいパチンコと、スロットらしいパチンコ。
 
　パチンコらしいパチンコがどんなものかっていうと、カンタンに言えば変動を見てられるパチンコ。右打ちもドキドキ感を持続できる。
　エヴァとか海とか、微ヒット台だと超電磁砲あたりもそうですかね、変動ひとつひとつにどんなことが起こるかなって期待して見ていられる、パチンコらしいパチンコ。
 
　そして、まるでヘソを玉に入れた瞬間にハイビスカスが光る沖スロを打っているかのように、入賞や先読み時点でほとんど結果がわかる、スロットらしいパチンコ。これは、右打ちのラッシュ中なんかも同じですね。演出は少なく、図柄が揃うことを重視。
　さすがスロメーカーといった具合に、大都技研のリゼロがパチンコ界に旋風を巻き起こしました。スマホで動画を観ながら打つ若者世代に受け入れられ、サミーあたりもリゼロの流れを汲んだようなSPリーチ発生率の低さと先読み重視に舵を切ってきた印象があります。このあたりもスロメーカーらしい切り替えの早さなのかな。
 
　このパチンコとスロパチンコ、どちらにも代表的なヒット機種があることで、各メーカー自社のコケられないビッグタイトルをどっちの方向性で出すのか？ 悩んでるんじゃないかと思います。
 
　海なんかは悩む必要はありませんが、方向転換の必要性もあるビッグタイトルはあるでしょう。
　慶次も牙狼もルパンも北斗も、どれもマンネリ化の一途を辿り稼働は落ち気味。大きくゲーム性を変えてきても不思議じゃありません。
　そうなった場合、ビッグタイトルだからこそ打倒エヴァ、パチンコらしいパチンコを選択する可能性が高いんでしょうかね。
　正直、今のエヴァの座を脅かすような台がこの中から出てくるかと言われると難しい気もします。
 
　では、スロパチンコはどうなるのか？
　コンテンツ自体があまり大きくなく、打ち手にインパクトを与えるという意味でシリーズ物よりも新規コンテンツはこちらを選ぶ可能性がありそうです。
 
　もちろん、このパチンコとスロパチンコで棲み分けができればいいのですが、遊技人口が増えていない今、エヴァやリゼロ、海からお客さんを奪って稼働を上げるしかないわけですな。
 
　そんな中で、皆さんはどちらに軍配が上がると思いますか？
　次郎は、正直言ってスロパチンコのほうは好みじゃありません。次郎は毎回転ドキドキしたいから。でも、パチンコらしいパチンコがここ何年も変わり映えしない状況で、スロパチンコのほうに可能性を感じるのも確か。
　新規ユーザーを拡げていくためには、スロパチンコが進化していくことが必要なんじゃないかと思います。
　そして、次郎のようなパチンコらしいパチンコを打ちたいオールドファンのために、エヴァや海のような台があればいい。業界としては、より新しい形のパチンコを追い掛けていくのが正解かなと。
 
　というわけで、希望的観測も含めて、「スロパチンコに大ヒット台が出る」と予想しましょう。
　来年の今頃、次郎はなんて思ってるのかな……あ、いやまた結局忘れてるんか。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・藤商事「Pとある科学の一方通行」
 
　とあるシリーズではアクセラレーターが開発中のようです。一方でインデックスの続編の噂もありますね。藤商事はかなり力入れてそうです。
 
　では、今週はこの辺で。
　また来週お会いしましょう。