スマパチやスマスロについてこのコラムでもお伝えしてきましたが、パチやスロの規制緩和は嬉しいものの、それよりももっと早く規制緩和を考えるべきでは……? と思うことがあります。
それは「イベント規制」です。
世の中からパチやスロのイベントがなくなってけっこうな時間が経ちましたが、規制された結果、どうでしょう。イベントってなくなりましたかね?
いやいや、まったくなくなってないよっていうのがほとんどのファンの意見かなと思うのですわ。
そりゃ直接的な表現っていうのはなくなったかもしれませんが、「特定日だから」とか「ラインやツイッターで示唆がきた」とか「店内で煽ってた」とか、もはややってることはイベントがあった頃と変わりません。
そして、このイベント規制に乗じて儲かっているのが一部のライターやパチ・スロの媒体。
もはやホールは「ライターを呼ぶ日=強いイベント日」という認識が広まったためか、高い費用を出してライターを来店させます。
50~60万円が平均ってところですが、中には100万以上、200万近く取るような媒体もあるとか。
芸能人ならわからなくもないですが、ライターを呼ぶのにそんなに高い費用を払う必要がありますか。
50万円を使うなら、スロットの設定6が何台入れられるでしょうか。新台だって買えるくらいの費用です。そして、そのべらぼうに高い来店費用を払ってるのは我々普通のお客さんってオチ。
ホールから言わせれば、レベルが高くなってきたお客さんはそうまでしないと来てくれないってことなんでしょうが、なんかこの「来店イベント」ってのが当たり前になってきていることに疑問を抱く人はいないんでしょうか。
来店してYoutubeに動画を上げて、さも面白いかのように新台を打つ。もはやメーカーの媒体にも登場するようなライターたち、果たして本音で語れる人がどれだけいるのか。どんな台でも手離しで「面白い」と打つことが業界のためになってるとは思えません。
勝てない台は勝てないと言うことがファンにとっては為になる情報だし、つまらない台はつまらないと言って欲しい。つまらん台にお金なんて一銭も使いたくないですし。
ライターや演者というのは、もちろん視聴者からの支持を得たいというのもあるでしょうが、ホールが一番の取引先であること。イベント日にどれだけ集客できるかというのが来店費用の格付けになってる。
そこに何の疑問も抱かずに高い来店費用を払うホール。一番還元しなきゃいけないのはお客さんでしょうに。
そこでイベント規制ですよ。
イベント規制が緩和されれば高いお金払ってライター来店なんてやらなくて済むし、本当に信頼できるホールも見えてくる。
何の意味も為してない、ふわっとしたイベント規制なんてもうやめて、ガンガンイベントOKにしたらいいんですよ。
「全台設定456です」なんて謳ったっていいし、それを言うこと自体にお金はかかりませんから。
射幸性を煽らないって言われたって、今の来店イベントやラインの示唆なんてガンガン射幸性煽ってるわけで。どうして偉い人たちはそこを見直そうとしないんですかね……
せっかくスマパチ・スマスロっていう良い流れの緩和がきてるわけだし、イベント規制も大いに見直して欲しいと思うんですが、どうでしょ。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・三洋「P聖闘士星矢 超流星」
スロではヒットした聖闘士星矢ですが、パチではいまいちノリきれてないですよねぇ。世代の次郎としてはパチでも名曲の数々を楽しみたい。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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