最近のパチンコはスロットより面白い、と話す業界関係者の友人もけっこういて、パチンコ人口が多少は増えているのかな? なんて思いつつも、今年に入ってから1000店舗近いホールが閉店に追い込まれていると聞き、結局はスロからの移動とか、業界内で客を取り合ってるだけという現状。
それだけに、とにかく新規の顧客を増やすことが急務なのは誰もがわかっているところなんですが、難しいですね。時速だ継続率だ、なんて言ってるのもいいんですが、まず「勝てるパチンコ」っていうのが一番効果的なんじゃないすかね?
そんなパチンコですが、かねてから話題になっていた管理遊技機に関しての説明会がもう行われたようで、メーカーはもちろんホールも来る新しいパチンコについて備えを始めていますね。
規則関係でも見直しが行われるようで、まず抑えておきたいのが「コンプリート機能」と呼ばれる規制。
これはスロットでいう2400枚規制のようなもので、リミットが搭載されるということ……と言うとゾッとする方がいるかもしれませんが、ぶっちゃけ我々には関係ないレベルの話。だって、そのリミットが95000個という途方もない数字だから。そんな出したことないっつーの。
まあ、メーカーはそれを実現するために色々やらなきゃならないらしいですけどね。
あとは、B時短の規制緩和。最近はC時短という言葉もメジャーになりつつありますが、B時短とはなんぞやというと、なんてことはない遊タイムのことです。
遊タイムが確率分母の1.5倍から可能になるみたい。ミドルタイプだと約478回転くらいですかね。
これで何が変わるかっていうと、ちょっとしたゾーンみたいなのをつけることができるということ。
ミドルでも、500回転ハマったら時短200回転入りますよ、とかね。
他にもラムクリや大当たり終了後にゾーン的な役割をもたらすモードを入れられたり、ポイントとしては「スロットに近付いていく」というのがパチンコの近未来になるかと思います。
さらに言えば、今は一番キツい……というか確率が重い台といえば1/319が当たり前ですが、それ以上も出てくることが予想されます。
それこそ、1/399とか、マックス時代の到来ですね。
これは大当たり確率に規制の緩和が入るということではなく、バカボンのような1種タイプや、ヘソに見せかけた普図変動などを用いることで大当たり確率を重くする解釈もできる、ということ。
初当たり確率が重くなるのだから、当然右打ちでの出玉は1/399の時代、いや今ならそれ以上の期待値を上げることもできるのかな。もちろん、それでいて当時より何倍も速いスピードで出玉を積み上げる。
そんなパチンコわっしょいな時代の到来は希望的観測でもなく現実に向かっていると言えますが、一方で怖いのがそれに伴う規制。
とはいえ、減りすぎた遊技人口を戻すにはこうした夢の持てる台、そして「勝てる台」の存在が不可欠なわけで、いきなりの規制という話にはならないんじゃないかと思ってます。
次郎がここに書いた予想がどれくらい実現するかはなんとも言えませんけど、パチンコファンにとっては面白い時代が来ることは間違いなさそう。
うん、まだまだパチンコ引退なんてできないな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SANKYO「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア 黄金絶唱DX」
いよいよシンフォギアのウワサが入ってきましたが、どんなスペックなんでしょうかね。ウワサによるとスピードタイプと聞きましたが…シンフォギアにスピードは求めてないんだよなぁ。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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