先週導入されたSANKYOの「PFダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ですが、タイトルが長い……じゃなくて、ホールデータで相当甘い数字が出ているという話を聞きました。
 
 まあもともとスペックはかなり甘くて、何かからくりがあるだろうと思ってたんですが、フタを開けてみれば3穴クルーンがついたハーデスタイプだったというわけです。
 なので、普通の台より回らない、いわゆる低ベース台という扱いになります。(極端な低ベース台がうまい棒)
 
 当然、普通に打ってれば1000円で10~13回転の台がほとんどなワケで、それなのに甘い数字が出てるのはスペック以上の連チャンをするから……?
 なんてことを考えた人もいるかもしれませんが、おそらく正解はそうじゃく、ホール側のミス……いや、ホール側が無知すぎた、というところでしょうか。
 
 うまい棒のようにスペックを見るからに一撃台だという低ベース機であれば、ホールもそれなりの調整をするでしょう。
 しかしダンまちに関しては、一見普通のスペック。つまり、ホールは普通の台だと思って、普通に稼働させた、ということになります。
 
 初期出荷の甘めの釘で回転率を調べて、1000円15回転程度であれば、「回らない=店の利益になる」と考えてそのまま稼働させてしまった。
 もしくは、むしろ逆にあまり回らないと考えて開けてしまった……そんなホールすらあるかもしれません。
 
 次郎の予測はこんな感じですが、おそらくいいとこついてるんじゃないかなって。
 もしそうだとすれば、こんなところからもホールが台のことをよく知らずに導入しているというのが伝わってきますよね。
 
 ちょっと前で言えば、「P YES!高須クリニック」にしても、異常なほど辛いホールデータが出てました。ぶっちゃけ、スロットの設定Lを打ってるのと変わらないくらいのレベルで激辛台となってます。
 
 それも、ホールが一発台だからと警戒して、稼働する前から何も考えずに釘を締めたことが原因なんでしょうね。
 ああいう台はそこそこ飛び込みに入ってくれないとつまらないし、無理だと感じるのが早すぎて、みんな1000円も入れずにやめていくモンなんですが……太陽と北風じゃありませんが、キツくすればするほど客は離れていくというのが今のパチンコだと思います。
 
 まあいずれにせよ高須クリニックのような事例は過去にもそこそこあったと思いますが、今回のダンまちのような逆に甘くなってしまった、というのは珍しいですよね。
 というか、ちゃんとスペックとか勉強しないで入れるからそうなってしまうワケで、自業自得としか言えませんが。
 
 今週、導入2週目からのホールデータがどうなるかはわかりませんが、ガツンと厳しい釘にされるのか、そのまま甘いデータが残り続けるのか……おそらく前者かと思いますが、こういった一悶着に巻き込まれた台って高稼働しない印象があるのがなんだか残念。
 
 もちろんダンまちが稼働しないとは言い切れませんが、さすがの勢いであるSANKYOも、今回ばかりはつまずいたんじゃないかなと思ってる次第であります。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ダイイチ「P哲也4」
 
 バカボンに続き一騎当千もかなり攻めたスペックに仕上がっているとのことですが、哲也のウワサも入ってきてます。同じく攻めたスペックにしていて欲しいのですが……
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。