パチンコ打ってると9割くらいで聞こえてくる話が、あの台のハマリはエグいだとか、当たりやすく感じるだとか、そういったお話。
 これって単純にオカルトで片付けられることではあるんですが、皆さんはどう思われますかね。今週はパチンコの乱数についてお話していきましょうか。
 
 昔は、体感機なるゴト行為がありました。
 これってどういうものかというと、いわゆる低周波治療機、マッサージ機みたいなものを腕につけてスロットのレバーを叩くというもの。
 レバーを叩くを一定にすることにより乱数を一定にし、大当たりを探るって寸法。
 マッサージ機が震えるタイミングでレバーを叩けば、大当たりや小役のフラグを同期することができちゃった時代。それくらい単純な乱数を使って抽選をしてたってことです。
 
 しかしそれから時代は流れ、そんな簡単な方法で乱数を取得することもなくなりました。
 パチンコでは、よく抽選箱から当たりのひとつを取り出す……という例が出されますが、今や65536個の中から205個の当たりを拾う(これで1/319.6)、というくらい細かい乱数が用いられています。
 65536っていう数字は2の16乗とかっていうコンピューター的な意味合いのある数字ですが、パチンコでは規則で定められたメイン基板の容量的な限界が65536という理由もあったりします。
 
 とまあその辺はおいといて、多くのメーカーは乱数を65536でやってる……と思うのですが、この数字はメーカーによって違ったりもします。たぶん。
 大当たり確率を見ると1/319.6だったり、小数点以下がない1/319だったり。メーカー、または台によって、なんとなく65536の乱数じゃない乱数を使ってるのがわかりますよね。
 
 いや、そりゃ65536のうちの200も、32768のうちの100も、同じ327.68にはなりますよ。分母が違ったからって結果に変わりがあるわけじゃないです。
 ただ、ここで先の体感機ゴトの話が出てくるワケですよ。
 おそらく少ない乱数から取得していたであろう数字と、大きな乱数から取得する数字には違いがあるんじゃないのかなーと。当たりやすい、ハマリやすいって感覚は、こういうところから生まれるんじゃないのかなーって。
 
 まあ、次郎は理系でもない凡人なので、ハッキリ言って余裕でオカルトだし、理系の方に言ったらバカにされるんでしょうが、ことパチンコ・パチスロにおいてはめちゃめちゃ重要な部分であり、これだけ長く打ってきた人たちが感じているものを、オカルトの一言で片付けられるのもなんだかなーって思ってたりします。
 
 よくジャグラーの乱数が特殊だ、なんて話がまことしやかに囁かれてたりしますが、北電子はそこがブラックボックスだったり、台によって個体差があるなんていうのも昔からのウワサなので、実際乱数ってのはオカルトの一言で片付けられないものなんだろうと信じてます。
 
 今じゃ体感機なんて使うような単純なゴト行為なんてできるわけもない抽選になっていますが、ちょっと台を休ませてみたり、打ち方を変えてみたりするのは別に違法行為でもなんでもないし、多少は効果あるのかな、なんていうのが次郎の持論であります。
 次郎が打つとやたらリゼロが単発に偏ってるのも乱数のいたずらなんですかね……
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・三洋「Pスーパー海物語IN沖縄5夜桜超旋風」
 
 海の源さんバージョン、90%継続でしかも突入100%。1個賞球っぽいってのがネックですが、ヒットしそうな気配ですな。
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。