最近のパチンコにはカスタム搭載が当たり前になりましたな。
　座ったらまず音量調整、そしてカスタム機能を開いて……って行動を一連でされるパチンコファンも多いことでしょう。次郎ももちろんそのタイプです。
　どんなカスタムにするかと言われれば、次郎は先読みがアツくなるカスタムの一択です。保留変化したら激アツとかもあればそれを入れますな。
 
　なんでそうするかって、もはや最近の台の先読み演出は「大当たりを先読みする」という思想で作られているのではなく、「通常時の賑やかしのひとつ」という思想で設けられているからであります。
 
　開発の方に聞くと、先読み演出の青やガセが多い先読みなんかは、「チャンス変動が後ろにあるから出す」というよりは、「出せるから出す」という意識の方が多い。
　何かしら出していれば賑やかに見せられるから、という理由であり、それはもう先読み演出とは言わないのでは？
 
　メーカー関係の方がよく使う言葉のひとつに、この「賑やかし」という言葉があるんですが、これも次郎大嫌いです。
　パチンコファンがパチンコ打ってて、賑やかしを求めてますかね？ 求めてるのは激アツ演出であり、大当たりに直結するような演出を求めてるんじゃないでしょうか。
　もちろん打ちはじめは演出もわからないんで、その賑やかしで「もしかして……」と思うことはあっても、今の優秀なパチンコファンは100回転も打てば「この演出はガセ、当たらない演出なんだ」と気づくことができます。
 
　するってーとどうなるか？
　一部の先読み演出は“大当たりを先読みする演出”ではなく、“ガセを先読みする演出”になってくるわけです。もちろん、ゾーンのようなアツい先読み演出があれば、そっちを優先して出したいし、そっちを見せたいですよね。アツい演出ってのはお金も多くかけて作ってますからね。
 
　次郎はこのハズレを教えてくれる先読みってのが大嫌いで、せっかくたいして回らん台を苦労して保留4つ貯めたのに、保留4つともハズレですよーって言われてるようで、先読みによるストレスがとにかく大きい。
 
　また、最近の海シリーズもそうです。
　海モードにしてればチャンス目出たら期待できるし、問題ないのでは……？ って思うかもしれませんが、最近の海は大当たりにチャンス目が絡みすぎるんですよ。
　チャンス目のガセ停止のような出目も多く、このあたりのバランスも今の海は非常に良くないと思ってます。作り手が海のことをわかってないというか。
　チャンス目が出ればチャンス、出なくてもリーチがかかれば期待できるってバランスこそが海だと思うんですな。
 
　また海への愚痴になっちゃいましたが、それでも海はまだ良いほう。
　他の台の青系チャンス目とかなんて、保留4つ目で出ただけで「保留全部当たりません」って印象が強すぎる。
 
　しっかり大当たりを先読みして欲しい、という意味で次郎はどの台においても先読み熱カスタムを入れます。
　それによって通常時がつまらなくなるような台は、賑やかしの先読みに頼りすぎて開発したつまらない台、ただそれだけですわ。
 
　さて、みなさんはどんな理由でどんなカスタムを入れてますか？
　逆に先読みカスタムなんて入れなくてもストレスを感じさせない、面白いぞ！ って台をメーカーは見せて欲しいと願う次郎であります。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・京楽「ガンツ」
 
　ガンツの最新作も開発中とのこと。闇のライダーも小当たりラッシュでしたし、こちらも小当たりラッシュでしょうか？
　前作の衝撃を上回る小当たりラッシュの新しい世界を見せて欲しいですな。
 
　では、今週はこの辺で。
　また来週お会いしましょう。