先週から導入の始まった「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」、その圧倒的なスペックの高さで前評判に違わぬ人気となっているようで、ファンとしては嬉しい限り。
次郎も打ってきまして、まあ初当たり3回、3回通常と死に戻りたい気分でいっぱいにはなりましたが、通常時だけは楽しむことができました。はぁ。
まずリゼロを打つ際の注意点なんですが、この台非常に複雑であります。
次郎の知り合いの開発者にどういう仕組みなのか聞いてみたのですが、開発者でもいまいち仕組みが理解しきれない、と言ってました。2種類の電チューが存在する、いわゆる“義風電チュー”を用いているとその人は言ってましたが、右の電チュー部分はまあやたらと複雑になってるようです。
複雑なのなんて打ち手には関係ないと思われがちですが、3000発が確定した画面で放置していると大当たりが消滅する危険があります。
ユニコーンやバカボンなんかと違って電サポ無限で当たるわけではなく、「電チューに玉が通る→羽根に玉が入る→1/1で大当たり」となるタイプなので、3000発が確定した状態でホッとしてトイレなんかに行ってしまうと、羽根に玉を入れるタイミングを逃してしまい、STにすら入らずにパンク……となってしまうようです。
打つ際、トイレに行くタイミングは間違えないようにしましょう。
で、大都がどうしてこんな複雑ながら爆発力に長けたスペックを出せたかというと……どうやら別の某メーカーが開発に携わったようです。某メーカー……仮にUとでもしておきましょうかね。
前作の小当たりラッシュタイプの評判がイマイチだったことから、通常時の演出バランスも含めて某メーカーの協力もありつつ、高い社内評価を得て自信を持って送り出した1台だということらしい。
実際、前作では当たらないだろうっていうような展開からでも当たりましたし、「抗いルート」の信頼度もアップしているため、強そうな演出はしっかり当たりに期待できる、シンプルな方向性が最近の台のトレンドにマッチしていると感じました。
大都はこのリゼロが売れなければパチンコから撤退する予定だったという話もあったようで、この1台に賭ける思いがパチンコファンに届いた、と言っても良いでしょう。30台クラスの大量導入を決めたホールもありましたし、現状エヴァ15に対抗できる唯一の台と言っても過言ではありません。
ただ、ただですよ。ここも注意点。
このリゼロ、決して甘いワケではありません。
もちろん10万発超えなんてとんでもない爆発台も出てきてるようですが、その分吸い込みもハンパない。10万発出てる台もあればそれだけ吸い込む台もあるってこと。
ホールデータを見る限りでは、出玉率は95~96%ってところでしょうか。非常に派手で爆発が想像できるスペックに見えますが、スペック的な甘さで言えばエヴァ15のほうが勝っていますな。
もちろん、スペックを恐れて導入開始から締めてるホールもあるってことかもしれませんが、その爆発力に期待をして長時間粘りを決めて打つってのは危ないと思いますのでご注意をば。
さあ、そんなリゼロの内部事情を(聞いた話ですが)お伝えしてまいりました。
次郎も10万発夢見て、まだまだ打っていきたいと思います。(給料が入ったら)
■次郎の色んな意味で注目の一台
・藤商事「Pどないやねん」
謎の台と思ってましたが、スペックにしろ演出にしろかなり実験的な台になってそう。
懐かしのスキップ機能を搭載してるようですが、どんなもんになってるのか気になります。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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