【覆面次郎】グランドオープン悲喜こもごも 2021/12/15(水)

　年末も押し迫ると、リニューアルオープンやらグランドオープンやらが目立ちますな。ただ言ってるだけのリニューアルなんかじゃなくて、本物を見抜くこともまた必要で。

 

　今のお客さんって、スロットを打つような人はもちろんパチンコファンもレベルが高くって、勝てないホールだと思ったらすぐに離れていきます。

 

　次郎もちょうど先週末にリニューアルオープンしたホールに行ってきましたが、しっかり出してましたね。スロットもほとんどの台が箱を積んでて、パチンコも空き台難民になるくらいの活気。

　それを見てか、近隣の老舗ホールからは「オープンおめでとうございます。活気にビックリしました」なんてラインで連絡がきたり。

　こうやって地域全体で業界を盛り上げようっていう心意気、素晴らしいですねぇ。しっかり出玉も魅せて、100点満点のオープンだったのかなって思います。

 

　立川に楽園がオープンした際は、近隣のホールも同じようにお祝いしてましたが、スロットの「S楽園追放」って台を全台6にしてみたりとか、そういう笑っちゃうような茶目っ気がありましたね。盛り上げてくれてる。

 

　いっぽうで、先日グランドオープンしたホールなんて、導入一週間後にはガラガラって状態になってるみたいです。

　今のスロットって設定1の下、設定Lってのがあるんです。設定Lは、パネルが消灯しているなど、見た目ですぐにわかるようになってるんですが。

　にもかかわらず、グランドから2週間たらずで早くも設定Lを設置してるとかね。そういうお店は、今後取り返そうと思っても、なかなかお客さんは戻ってこないっていうのが今の時代でしょう。

 

　さて、せっかくですしグランドオープンの立ち回りについて考えてみましょうか。スロットはまあどの台に座ってもそこそこ設定が入ってると仮定して、パチンコはどうか。

 

　ぶっちゃけ、今の時代釘を大きく開けるということはできないです。昔はありましたね、1000円で35回転くらい回る「CRFおとぎランド」に座って、通常時ヘソに玉が入りすぎて悪いことしてないのに心臓がバクバクしてたことを思い出します。懐かしい。

　今そんなことをしてしまうと、近隣店からの「チクリ」が入って、警察がきます。台は稼働停止。

 

　ですが、当然回らない台、回る台ってのはあります。

　何を打てばいいかって話ですけど、カンタンですね。メイン機種です。

　海、牙狼、ユニコーンなどの人気台。そしてポイントは“人気のある”新台。なぜかって、そういう人気機種をホールは高いお金出して購入して導入するかっていうと、意外とそうでもないから。中古で安く仕入れたり、大量導入で安く買ったり、他チェーンや倉庫から持ってきたり。

　逆に、中途半端な人気の新台などは他店舗での導入台数も少なかったりすると、購入せざるを得なかったりします。稼働も見込めないとなると、まず機械代の回収は考えないといけないんですね。勝ちたければ、人気台を打ちましょう。

 

　まあグランドに限らないことかもしれませんが、せっかく打ちに行くなら負けたくないですもんね。台とホールの見極めってのは大事にしていこうって話ですわ。

 

 

 

■次郎の色んな意味で注目の一台

・三洋「P大工の源さん超韋駄天ブラック」

 

　源さんをさらに尖らせたスペックで、出玉スピードは現行機種でもナンバーワンだとか。大丈夫なんですかね、そろそろ怒られそうな気がしますけども。

 

　では、今週はこの辺で。

　また来週お会いしましょう。