【覆面次郎】大都のホンキ? 2021/11/3(水)
ここのところのパチ業界って、良くも悪くも急に台頭してくるメーカーってなくなりましたよね。
もちろんどのメーカーも今がチャンスと人気台を開発しているのかなと思いますが、古くは北斗が出てサミーがトップメーカーにのし上がり、初代牙狼が出てからのサンセイの台頭など、ここ何年かは上位メーカーってのが変わらぬ顔ぶれになってるのかなと。
そんなところで今回はタイトルにもある大都技研のお話ですが、大都と言えばスロット吉宗で躍進したメーカーですよね。その後番長もヒットしてトップメーカーの仲間入りになりましたが、それまででもスロットではバンバンやフュージョンなど面白い台を作っていました。
パチンコにも参戦しましたが、満を持しての吉宗も大型タイアップの24-TWENTY FOUR-、スロで人気の秘宝伝、番長ですら通用せず、6号機で大ヒットしたリゼロもダメと、苦戦を強いられています。
次郎が以前業界の方から聞いたお話ですと、リゼロがうまくいかなかったらもうパチンコは作らないというウワサもあったんですが、新作として「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりVer.」が登場するようです。
パチンコから身を引くというウワサがどこまで本当だったのかっていうのは次郎にはわかりませんけども、新しいリゼロは相当に尖ったスペックになっています。
今流行のC時短をうまく取り入れることによって実現したスペックで、その仕組みはややこしく、スロメーカーでありながらパチの設計にも相当デキる人間がいるんだろうなぁと感心しとります。
80%近い継続率に加えて3000発ボーナスが初当たりでも右打ちでもそれなりの頻度で獲得できるとあって、今人気のユニコーンや牙狼など比較にならない! と関係者が言っているなんて話も聞きますし、ここが最後と睨んでいるのかどうかは置いといて、かなりの爆裂台を放り込んでくるのではないかなと。
またスロットのほうでも、サンセイとコラボした「S牙狼-黄金騎士-」が登場になります。
こちらもアニメ絵はパチンコからの流用ではなくオリジナルを作っており、スロットにも手抜きをしない姿勢が見てとれますな。
さらには番長シリーズ最新作の番長ZEROも本命スペックが検定を通ったようで、スロットは大手メーカーが不振にあえぐ中、大都は今後一歩リードしていくんじゃないかなと思ってます。
パチのほうがどうなるかはまだわかりませんが、先週も書かせてもらったようにあの三洋が思ったような業績が上がらないところを、伏兵となるメーカーがどんどん出てくるのはファンとしては楽しい限り。まあ、メーカーの方々は戦々恐々としてるんでしょうが。
年末、パチ・スロともに旧内規撤去という大型の(悪い意味での)イベントがある中、ホールの救世主が現れてくれないと業界的にもマズいことになってきます。
来年はあの恐怖のベニヤ板が大活躍するのではと言われていますが、そのベニヤ板をとっぱらって埋めてくれる人気台が何になるのか……ホール関係者の方も戦々恐々としているんじゃないでしょうかね。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・大一「P哲也4」
前作は65%規制のバトルタイプというところで苦戦していた印象ですが、役物の動きなんかは楽しかったです。学生時代、哲也を読んで麻雀してた世代ですし、作品自体はめちゃくちゃ好きなんすわ。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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