今週からは「Pフィーバーマクロスフロンティア4」が導入になりましたな。先週のコラムでは「P神・天才バカボン」のスペックについて書きましたけども、結局導入台数は圧倒的にマクロスF4でございやした。
まあSANKYOは「Pフィーバーガンダムユニコーン」が絶好調ってのもありまして、その影響もあるんでしょうけど、SANKYOは“一撃3000発”ってのをうまいことやりましたよね。
ユニコーンなんかもスピードだけでは牙狼と勝負するのは厳しいってことで、初当たりで一撃3000発が確定するっていうのがウリになってましたな。
それが好評だったってことでマクロスにも同じようなボーナスを搭載。
継続率90%オーバーの源さんタイプにも飽き始めてきたってことで、今後のパチンコはオール1500発は当たり前、プラスアルファで3000発やら、もしかしたら4500発やら。そういった大きな出玉が確定するような台が流行になっていくってことでしょうか。
ただ、皆さんよく考えてみてください。こんな一撃3000発ボーナスなんて、言い方次第だと思いません? 身近にありますよね、そんな台。
はい、海シリーズ。
初当たりでキュオキュオっと奇数が揃えば、もうそれで3000発ボーナスなんすよね。
ド派手にレインボーで「3000~!」なんて言うこともなく、しれっとエビやカメやらが揃ってしまえば3000発確定なんですわ。
そりゃね、ユニコーンやマクロスなんかはその分継続率が高いってのもあるでしょうけど、海は初当たりだけでなく奇数が当たるだけで3000発。継続率も、時短引き戻しを含めれば70%以上はあるわけですよ。
そう考えると、パチンコってほんと言い方次第なんだなというか、海がどれだけ甘いスペックなのかってことに気づかされますよね。
どれだけ一撃性のある台が出て話題になっても、ホールデータを見ればしっかりと出玉率100%前後を保ってるのって海シリーズくらいなんですよね。
朝イチから埋まるような人気台、一撃で5万発、下手すりゃ10万発近く吐き出すような台ですら、海シリーズの出玉率にはいつも届いてないってわけ。
一撃3000発が当たり前になった、パチンコのスペックはどんどん進化してる、なんて風潮もありますけど、これに関してはぶっちゃけ先祖返りしてるというか、行きつく先は海なのかなって思いますわ。
ノーマルリーチでピョコっと確変が揃って、それだけで3000発が確定する。そんなシンプルなゲームこそパチンコの原点ですから。
今後は規則の改正なんかもパチンコのスペックはさらに多様化していくでしょうけど、人は海に還る……じゃありませんが、パチンコは海シリーズに帰結していくのかもしれませんな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・平和「Pルパン三世2000カラットの涙」
タイトル的には2000発搭載でしょうか。ルパンシリーズも終わる終わると言われていますが、頑張ってますね。どこかでもうひと花咲かせてほしいっす。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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