猫も杓子も牙狼ってくらいの牙狼人気が続いてまして、読者の方からも「牙狼で勝ちたい!」という応援メールをいただいたりするのですが、まあまあいかんせん聞く相手が次郎では猫の手ほどの役にも立たないわけで、それならばと勝ってる方々やメーカーの方にお話を伺ってきましたよっと。
 
 まず勝ってる方は、牙狼にはあまり触れていないみたいです。勝ち逃げしたまま打っていないという意外な回答が返ってきました。
 台選びができないということが一番の理由だそうです。あと、苦労して台とっても回らない、と。うーん、ごもっとも。
 
 業界関係者の方に聞くと、今はまだ打ち時じゃない、と似たような回答。
 
 大量導入をしたホールが多いこともあって、機械代の回収が追い付いていなかったり(巨人の星とかもありますし……小声)予定外の爆発もあったりすることで十分な利益が取れていないなど、ぶっちゃけホールとしては今出せる状態ではないってところが多いとか。
 なので、回らなくて打てないっていう話にも繋がってくるわけですな。
 
 そして勝ちたかったら、今打つべきは沖海5らしいです。
 CRの沖海4や大海4は沖海との入れ替えを行わなければならず、ホールは海ファンを新台の沖海5へ移動させなければならないのです。スペック的にもCRの海よりも上ということで、順当に勝ちを目指すのであれば沖海5、という意見が多かったですな。
 
 じゃあ牙狼は打たないのが正解なのか? って話ですが、そこまでではありません。
 この勢いを見るに牙狼の稼働が垂れるということは考えづらいので、お盆明けくらいからお店も牙狼に力を入れられるようになるんじゃないか、という話でした。
 
 もちろんメーカーの人たちは超が付く話題の機種である牙狼を打たなければならないので、自腹を切って打ってたりしますが、これがまあビックリするくらいみんな負けてるんですな。
 
 これだけ稼働する、ホールからすれば貯金箱のような台が今後いつ出てくるかというのは疑問ですし、コロナの影響を受けた分まで全部とは言わないまでも、牙狼に回収をと躍起になっているのが現状だということが見えてきます。
 
 新台は旬の打ちに打つというのはパチンコの基本でもありますが、牙狼に限っては例外。
 この人気は、おそらく次の牙狼が出てくるまで続くことでしょう。
 源さんの人気にあやかれと、今後出てくるのは高継続のスピードタイプがメイン。1500発が超速で連チャンする牙狼に追随するような台は、もはや次作の牙狼でしか出せない特権になってくるからです。
 
 というわけで、次郎が導き出したのは「今じゃない、お盆明けに牙狼で出しまくろう」という結論であります。
 いろいろ反対意見なんかもあるでしょうが、数年…いや10年に一度かもしれない人気台、まだまだ打つチャンスは先にもありますよってことでよろしいでしょうか。
 勝ちたいのか、打ちたいのか……難しいところではありますが、勝たなきゃ打ちたくても打てないってことでね。よろしくお願いします。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・大一「天才バカボン」
 
 バカボンシリーズが開発中というウワサを耳にしました。大一といえばひぐらしってなイメージになってますが、やっぱバカボンっすよね。時代に乗った出玉を展開して欲しい一台。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。