【覆面次郎】万年負け組が勝てるように 2021/7/7(水)

　次郎のコラムの登場人物は業界の人が多かったりしますけど、知り合いにはごく一般のパチンコ好きもいたりします。

 

　そんな友人、次郎と同じく万年負け組だったわけですが、あろうことがここ数カ月プラス収支に転じているというので話を聞いてきました。裏切り者め。

 

　友人はもともと等価地域に住んでおり、ほとんどがパチンコの実戦で毎月10万程度のマイナスを食らっていました。

　次郎みたいにヒキ弱の星のもとに生まれているわけではないので、たまに3万発以上の景気いい話を聞いてたりしますが、それでも結局月の収支はマイナス。次郎とグチを言い合う仲だったわけであります。

 

　そんな友人が、なんとなんと。4月から3か月連続でプラス収支。しかも、6月にいたっては30万円ものプラスになったと言うのです。

　そりゃね、聞きたいですよ。どうやってそんなにプラスになったのか。

 

　まあ時期的に遊タイムのハイエナでもコツコツやってたのかな？ と思ってましたが、いやいや全然そんなことはありませんでした。

　むしろ遊タイム狙いをしたらマイナスを食らうことが多いのでやらない、と。

 

　プラスになったキッカケは、まず等価地域から都内の3.57円交換の地域に引っ越しをしたこと。これは本人の事情ですが。

　そしてその店で会員カードを作り、貯玉を始めたこと。

　その店が比較的有名な優良店で、徒歩20分圏内だったこと。

　さらに勝てるのが楽しくて、細かく収支をつけるようになったこと。

 

　これだけです。

　まず、等価地域じゃなくなったことにより、毎回出玉を交換せずに貯玉をしたほうが得であると気付いたことが大切。

　そして、たったそれだけのことが一番重要なポイントに繋がってきます。

 

　貯玉の1日での使用限度が5000発までだ、ということ。

 

　今までは等価だったので呑まれてもジャブジャブ追加投資してたのが、貯玉は5000発しか使えないことにより、そこで撤退しないと損だ、という感覚が生まれる。

 

　それが、1日での最大負けを5000発までに抑える結果に繋がったわけですな。

 

　こんな簡単なことであっても、できない人にはできないんです。

　5000発、つまり2万円ノーヒットで帰れない人は多いと思う。だって、物足りないもん。当てないと脳汁出ないもん。

　また電車なんかで遠出して打ちに行くことも、投資が増えやすい要因になります。満足するまで帰りたくないという気持ちは生まれますからね。

　けども、直感的に追加投資は損だという感覚が友人にとっては大きかったのか、知らず知らずのうちに投資を抑え、早めに当たった日にはさくっと家に帰るということができたんですな。

 

　人生ずーっと負けてた人でも、勝てるようになるときは一瞬ってなもんなんですな。

　引っ越しというたったひとつのキッカケで大きく人生が変わるだなんて、本人も思ってもみなかったことでしょう。

 

　とにかくまあ、キッカケはひとつであろうとも様々な要因へと連鎖が繋がり、負け組養分筆頭だった次郎の友人があっという間に勝ち組になりやがりまして、悔しかったから晒してやりました。

 

　よし、次郎も今年の目標は引っ越しにしよう。さすれば勝てるようになるはず。

 

 

 

■次郎の色んな意味で注目の一台

・SANKYO「エヴァンゲリオン15」

 

　前作では初心を取り戻したことでそれなりのヒットとなりましたが、新作ではどうなんでしょう。映画も好評のようですし、パチも牙狼のように盛り返して欲しいところ。

 

 

　では、今週はこの辺で。

　また来週お会いしましょう。