【覆面次郎】パチンコ台って進化してる? 2021/6/30(水)
昔のパチンコ台をゲーセンで打ってたんですが、いやー今打つと退屈ですなぁ。
今まさに話題沸騰の牙狼、初代がゲーセンのメダルコーナーにあったもんで、なんとなく座って打ってましたが、まぁ退屈でした。
当然ね、当たったときの出玉への期待感とか、当時のパチ屋の空気感とか、興奮できる材料ってのはまったく違いますけど、こう見ると今の台は打ち手が退屈しないようにとかなり考え込まれて作られているのがわかりますな。
液晶演出もそうだし、ボタン等のデバイス、役物しかり。
液晶演出の進化には目を見張るものがありますけども、果たしてパチンコ台は本当の意味で進化してると言えるのでしょうかね。
やたらドデカイ台枠だったり、液晶もデバイスも、はっきり言って見せかけの部分だけはかなり進化しましたね。
あとはスペックなんかも昔よりはるかに複雑になりました。規制のせいもあって、退化したのをごまかしてるって考え方もできますが。
しかし、パチンコ屋は高いお金を出して新台を購入し、お客はサンドにお札を入れて、パチンコ玉を弾く。
この根本的な部分においてまったくの進化を見せていないっていうのはどうなのかなと思うところがあります。
ゲーム業界は昔と確実に変わってきていて、今やスチームなどでのダウンロード販売が当たり前のようになりました。ファミコンのカセットをフーフーしていた時代からは考えられない進化です。もう、カセットなんてものが存在しなくなった。
こういった根本からの進化ってのが、どうしてパチンコにはあり得ないのでしょうね。
そりゃ規制でがんじがらめだからってのはあります。
まず外部出力に関して厳しい規則があり、次郎なんかは台にイヤフォンぶっ挿して音を聞けたらどれだけ快適かって思うんですが、そういった類のものは一切禁止。
なので、ゲームのように台の中身はダウンロード販売で入れ替える、なんてのもできません。
台枠の大きさどころか、アタッカーの大きさに至るまで細かい規則があって、そんなの別に良いですやん……ってところまですべてガチガチに固められているのがパチンコ業界なのであります。
当然ね、その古臭さも含めてパチンコだ、ハンドルを握って打ち出して、ジャラジャラと銀玉が出てくるのがいいんだって言う人がいるのもわかります。
ですが、こうした古い体制のままでいるから今業界が危ないと叫ばれているんじゃなかろうかと。
外見にばっかり気を配っているがために機械代がかかるようになり、ホールや打ち手から搾取する。そうではなく、古い体制をいちから見直し、根本から業界と打ち手が潤うような状況を作り上げる。そんなパチンコ革命が必要なんでしょうな。
夢のような話ですけどね、そうでもしないといつかパチンコに代わる何かが入り込んできたとき、本格的に業界が衰退することになってしまうんじゃないかなと。いちパチンコファンとして心配したりするわけで。
ま。次郎が生きてる間の話ではなさそうですがね。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・サンセイ「Pキャプテン翼202」
牙狼効果で売れてるそうですが、次郎サンセイのスポーツ版権のノリがわりと好きだったり。気になるのはスペックですが、牙狼に負けない爆発を見せてくれりゃお客さんも打つんだろうなって。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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