スロットからパチンコに活動を移している若者をけっこう見掛けるようになりましたね。
ホールには新台で遊タイム付きが増えて、それをハイエナするような人たちがシマをうろうろとしている姿も散見される今日この頃。
そんな姿にイラっとする人たちも多いかもしれません。
次郎がよく行く高稼働ホールにも完全に遊タイムの期待値があるであろう台しか座らない、いわゆるパチニートとでも言うんでしょうか、そういう類いの人たちがおります。
毎日平日でも朝から並んで抽選を受け、前日のハマリ台の宵越しを狙う。
それが終われば、ホールでハマリ台を探し続けて歩き回る。気付いたら遊タイムまであと400回転くらいの台をスマホ見ながら退屈そうに打ってる……そんな人たちであります。
じゃあそういう人たちが勝ってるのかっていうと……
全然勝ってなさそうなのがまた面白い。
次郎が行ってるのは非等価のホールなので、勝ってれば貯玉で打ってるはずなんですが、いつ見ても現金投資。そして案の定天井前に単発が当たってたり、ようやく発動した天井でも連チャンしてなかったりね。
莫大な貯玉持ってるのは、おとなしく海ばっかり打ってる年配の方だったりするんですな。
当然、数字の上で言えば、遊タイム狙いってのは勝ちやすい打ち方であることは間違いない。でも、それを実践すれば絶対勝てるかというと、決してそうではないのがパチンコの面白いところ。もちろん、勝ってる人もいるんでしょうけど。
次郎も同じような立ち回りをすると、だいたい酷い目に遭うんですよね。
天井前で単発スルーとか、天井で当たっても即スルーとか。
これって、なまじ天井を目指してるだけに途中でヤメることは絶対に許されない。
また、ちょろっとした出玉をもらったところで、そこまでの投資を埋められるということがほとんどない。
……これが遊タイムという機能の罠だと思っとります。
もちろん良い思いをしたこともありますが、良い思いをしたことのほうが少ないってのは間違いない。
なんか、結局天井までハマるような台って、連チャンさせるだけの元気がないんじゃないかって最近は思ってたりします。
パチンコの勝ち方は色々ありますけど、少ない投資で大きな見返りを得るってのが当然一番効率がいいです。
オスイチ決めて、そこで連チャンかますってのが一番大きく勝てる方法。
遊タイム狙って、運良くすぐ当たればいいですけど、それって別に即ヤメ台に座ったとて同じことだったりするわけで。
遊タイム狙いを否定するわけではありませんが、これだけやってれば勝てるってのは大きな間違いなんだなと。
よく期待値というか、遊タイム発動まで何回転なら何回転以上回ればプラス、みたいなのを見ながら打ってる人もいますが、そんな机上の空論通りになりますかねぇ。
スロットの設定1が、ほんとに機械割の97%通りのグラフになってますかねぇ。
数字の遊びではあるパチンコパチスロですが、数字通りにならないからこそ面白い。
いつの時代も、一番効率の良い勝ち方は、ワンプッシュで当てて連チャンさせること。つくづく思い知らされますな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・京楽「Pウルトラマンタロウ」
牙狼が話題になってますが、どうやらタロウもそれに負けない出玉スピードと連チャン力を持ってるようで。
課題は、すでに飽きられ始めている京楽台のゲーム性。鬼武者を出したときのような、今のパチンコにはないゲーム性でスペックの甘い台を出してくれたら、とんでもない稼働を見せてくれる可能性もあると思うんですけどねぇ。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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