みなさん明けましておめでとうございます。本年も覆面次郎をよろしくお願いしますね。
今年は応援メール的なものももっとくれてもいいんですよ、次郎喜びますからね。
なにかと辛いことが多かった昨年でしたが、今年は良き年になるよう神頼みするしかありませんね。
パチ業界ですが、去年は源さんのブームなどもありましたが、遊タイム機がホールで一気に登場してきた年でもあったように思います。
一見天井まであといくつだとか、そういったことに目が行きがちですが、ちょっと視点を変えてみて。
遊タイム機を打ってみて、みなさん気付くことってありませんか……?
それが、通常時のゲーム性。
もっと言えば、通常時の「変動効率」ですな。
遊タイムのことを考慮すると、なるべく通常時の変動に時間をかけずにサクサク天井まで回させたい、そういったメーカーの思惑が入っている台が多いのであります。
つまり、最近の台は“通常時が退屈”なのです。それは、メーカーがあえて退屈に作っているのです。
つまんない新台が増えたな、なんて思う人もけっこういるんじゃないでしょうか。遊タイムの弊害により何も起こらない、いやあえて何も起こさせない通常時にしているというメーカーの思惑がそこにあるからそう思うのでしょう。
リングに始まり、エヴァ決戦、真牙狼、ゴルゴ、禁書目録、タイガーマスクなどなど……
なるべく通常時はシンプルに、擬似連の頻度も少なく、というのが遊タイム付きが当たり前になる2021年のパチンコ台ではブームになっていきそうです。
そもそもスーパーにいったら期待できるっていうのが当たり前で、昔のパチンコってのはそういうもんでしたよね。ある意味原点回帰のようになっていくのかも。
また、擬似連なんかも搭載しない台が増えてくるとも考えられます。
今の台の擬似連って……ホントに意味ありますかね? 擬似3しても、先読みや変動開始時の強予告が絡んでないと完全に消化試合、ってな感じでみなさん見てませんか?
しかし、そういった台に飼い馴らされてしまっているのが今のパチンコファン。
何も起こらない台を長時間打つというのは退屈でしかたないって方も多くいるんじゃないか、というのが次郎の心配事です。
若者なんかはもはや演出なんてなんのそのって感じで、スマホで動画を観ながら打ってたりしますが、パチンコを支えている40代以上の年代の人たちがいったいどう思うのか?
スーパーが起こらない、イコール通常時はガセばっかり、というゲーム性に飽きてやめていってしまうのではないか? それが遊タイム流行の弊害のように思いますな。
擬似連が搭載され、当たり前になってもう何年になるかはわかりませんが、いまだに擬似連に代わるような演出が出てきていないっていうのも業界が進化していない部分と言えるかもしれません。台枠ばっかり進化されてもねぇ。
去年はスペック面で改良された台、面白い台が多く登場し、パチンコにとっては良い1年だったと思います。
2021年、前年の進化の弊害による退化が起こらないことを願います。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SANKYO「Pパトラッシュ」
SANKYOからはパトラッシュがついに登場するようです。ミドルスペックで、ファンも満足する高速パチンコになっているとか。パトラッシュといえば爆発力に連チャン。期待しましょうぞ。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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