【覆面次郎】信頼度って難しい 2020/10/7(水)
パチンコ打ってて気になるものと言えば……信頼度。
新台なんかを打ってて、ひと勝負終わってから寝る前。ベッドでスマホ片手に、今日打った台の、あの演出の信頼度どのくらいだったんだろう……? なんていろいろと調べている時間が好きな人、多いんじゃないですかね?
信頼度を見てまた打ちたくなったり、怖くてもう打てなくなったり。
パチンコを面白くしてくれている一端には演出信頼度というものが少なからずあるかと思います。
しかしパチンコの打ち手ってのはワガママなもんで、キセル予告のようなアツい予告でハズれれば文句を言うし、逆に出なくても何も出ないと文句を言う。高信頼度の演出であればあるほど出なくなるのは当たり前なんですけどね。
とはいえ、最近のパチンコ台の信頼度がどうかと思うレベルになってきているのは気がかかりであります。
激アツ予告は軒並み80%くらいまで上がってきているのが現状。それは、ユーザーの「○○をハズした! ストレスだ!」という声を作り手側が拾い上げてきた結果でもあります。
このバランスってのはめちゃくちゃ難しくて、激アツ予告や激アツリーチってのはその機種の顔にもなるわけで、作る側としては印象付けるためになるべく出したいんですよね。
出したいけど、信頼度を高くしすぎると出現率は当然落ちるし、当たるときにコレが出ないと当たらない、そんなバランスになってくるわけです。
海の魚群が良い例ですな。
昔の海って、魚群が出ずともノーマルだろうが泡だろうが当たるかもって気持ちでリーチを見ていました。それがどうでしょう。今の海って、泡マリンなんてもうガセる前提で見てたりしませんかね。
業界関係者に聞くところによると、いわゆる昔の海は、「泡なし・泡・魚群」この3つのリーチ後予告が、当たるときは均等で出るようになっていたそうです。もちろん信頼度に差はありますが。
しかし今の海は、なるべく魚群で当てたいし、魚群の信頼度も保ちたい。そんなわけで、泡の価値というのがどんどん落ちてきてしまっているんですな。
また、ウリンチャレンジなど別の当たり方も増えてきてしまっているのもバランスが保てなくなってきている理由。
「魚群で当たる当たり方を減らすよりは、泡で当たる当たり方を減らして特殊当たりに持ってこよう」
このように、当たり方を増やせば増やすほど、信頼度・演出のバランスというのは難しくなってくるわけです。
打ってて何も起きなくて退屈だからヤメてしまうような台……そんな台が増えてきている気がするのは、最近のパチンコは演出過多で信頼度と当たり割合のバランスが崩れてきていることが発端になっているんですな。
退屈もしないし、激アツ演出にストレスも感じない。打ち始めて数千円でなんとなく当たりそうな気がする。
皆さんは、どのメーカーの台がそんな印象を受けますかね?
ちなみに次郎はニューギンだったりします。最近の台はどれもそういうバランスの意味では素晴らしいかなと思ってますし、高稼働の理由なんじゃないかなって。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・京楽「冬ソナ」
今年の冬も冬ソナが登場するようです。おそらくまたリメイクなんじゃないかと思われますが、冬ソナシリーズももう海シリーズに近い存在になってきていますなぁ。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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