今週から「Pぱちんこ仮面ライダー轟音」が導入されますな。大量導入のホールも多いことでしょう。
 ホールを悩ませているのは、そのパチンコ台の高騰であります。
 
 以前は20万円ほどだったパチンコ台が、今では40万、そして50万、年末の北斗無双3は60万円だなんてウワサもあります。
 確実にパチンコ人口は減ってきているというのに台の価格は2倍3倍となってきているんですから、ホールもお客さんからの回収が急ピッチになるのも無理はないんですよね……。
 
 とくに最近、「台の上になんか付いてる」「左右に開く」みたいな台ばかり登場します。
 あれね、データランプを見て台選びしたり、1000円ずつサンドにお金を入れるような次郎みたいなタイプにはホントにウザったいのひと言でしかないっす。
 
 今ホールを賑わせている源さんに何か付いてますか?
 上になんか付いてるから打とう! ってお客さんがいると思いますか? って話です。
 
 こればっかりは、メーカーも不況に立たされている中、苦肉の策として捻り出したものですから、ぶっちゃけメーカー側の言い分もわかるんですが、これ以上は……ってとこまで来てるような気がします。
 某メーカーの某シリーズなんて、筐体をとんでもなく豪華にして1台100万で売ろうという計画もあったようですから……いやはや恐ろしい限り。
 
 そういった機械代を出すのは結局我々なわけですから、「稼働する台を」と考えて台作りしているメーカーの方々にはよく考えて欲しいわけです。
 人間だって、どんなに豪華な洋服で着飾っていても、結局は内面なわけですから。内面が良くない人には誰も着いてきませんよってね。
 
 仮面ライダーの上部にもタイヤがついてますけど、ホントに必要なのかな? って思うんですよ。牙狼みたいにアツいときに動くとかならわかりますけど、タイヤなのに回りもしない、ゲーム性に絡まない単なる装飾でしかないってのなら尚更。
 新台として発表されたルパンもとんでもない筐体です。
 
 ここ最近、「Pひぐらしのなく頃に廻」とか好きで打ってますけど、あれだって筐体にナタがぶっ刺さってなくたって面白いから打ちますよ。
 シマを見渡したときに目立って場所がわかるから?
 ……面白い台なら、店中探したって打ちますから。ええ。外装なんてなーんも関係ないです。
 
 シンフォギア2だって、ド派手な筐体にしたせいでレバブルがやかましくなってしまい、自分だけでアツくなれる感覚、なんというかこう芸術性みたいなのが完全に損なわれてしまったと思ってます。
 あれだけしっかり初代を踏襲しつつパワーアップさせているんだから、あんな筐体にしなくたって稼働したんじゃないですかね? って思ってしまうわけです。
 
 人間と同じで、内面に自信がないからこそ、外っ面を気にして着飾っている。
 
 今のパチンコ台ってそんな風に見えてしまうんですが、次郎だけでしょうかね。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・京楽「ウルトラ最新作」
 
 とにかくスペックに注目しています。やはり京楽の新台って、他のメーカーに比べてスペックがよく見えますからね。演出は……最近似たようなのが多いから、頑張って欲しいところなんですが……。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。