緊急事態宣言が解除され、パチンコ店に客足が多少は戻るかと思いきや決してそんなことはなく、自粛以前よりも稼働を落としている店がほとんどのようです。
 次郎が以前書いたように、年配の方々が来ていないからなのか、多くの方がまだ自主的な自粛をしてるからなのか、それとも負けてる方々に通常の金銭感覚が戻ってきたからなのか。
 
 自粛期間中、2000円程度でスーパーでだいぶ豪華な晩餐に晩酌をあおることができまして、次郎も一瞬「パチンコとはなんぞや」と考えたことがございましたな。
 2000円なんてものの数分で溶けるのに、発泡酒じゃないビールが余裕で飲めるぞ、それどころか割引になってない刺身まで買えちゃうぞってね。
 
 きっと同じことを思った方も多いでしょうに、回収しなければいけないことが目に見えているホールに足が向かわないのは当然でしょうね。
 イベントも規制、新台もしばらくは導入されない現在、こればっかりは業界が危機感を覚えて取り組んでいかないければいけない大きな問題になるでしょうな。
 
 とまあそんな状況にもかかわらず、開発関係者に合うと、みな口を揃えて「最近のパチンコ打ってないからよくわからない」とか言い出す始末。
 業界を変えていくためには当然面白い機械を開発しなければならないのに、開発陣のモチベーションまで低下していることに次郎は危機感を覚えますね。
 
 新台をいち早く打ち、何が面白いのかを研究して開発の参考にする。
 どこの世界でも当然のことが、とくに今、パチンコ業界では出来ていないということが、一番マズいのではないでしょうか。
 
 詳しい名前は書けませんが、開発中の機械の話を聞くと、「仕置人を参考に…」とか「慶次漆黒の…」とか、少し前に流行った台ばっか。
 仕置人より速い台なんて出てるし、漆黒の2400発時代はもう終わったんですけど、ってね。
 メーカーがそんな開発をしていると、パチンコの進化の時間が止まっちゃうわけで。
 
 名機と呼ばれるような台を開発した方々は、次郎の知る限りは少なくとも誰よりも研究熱心にパチンコを打ち、誰よりもパチンコを愛していると言える自負があるような方々ばっかりでしたからね。
 
 パチンコ屋にお客さんが来ない理由、コロナのせいにばかりしてはいけないんじゃないでしょうかね。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・メーシー「PAナムココレクション」
 
 ドンズバなファミコン世代でレトロゲー大好きの次郎、もうタイトルだけで打ち込みたい、いや打ち込みます。どんな辛い台でも打ち込みます。スロは打たなかったけど。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。