最近、めっきり勝てないな……
　そうボヤいている方も多いんじゃないでしょうか。まあ、次郎にとってはいつものボヤきなんですけども。
 
　それもそのはず、業界関係者も二度見するくらいのホールデータが上がってきているのが現状です。
 
　例えば新台の「P真北斗無双第2章」、これ出玉率90％程度しか出てません。出てませんなのか、出してませんなのかは微妙なところですが、90％ってあれですよ、ジャグラーの設定1でも95～96％はありますからね。
　粘るような打ち方をしてたら負けて当たり前って数字です。もちろん、良い波の部分だけを掴んでササっと引くような立ち回りをすれば勝てるチャンスはいくらでもありますけどね。
 
　ただ、北斗無双に限らず、甘デジの逆襲のシャアも90％程度、ひとつ前のヤッターマン、アクエリオン、姫相撲なんかも93～94％程度。スロットの設定1打ってるほうがマシって数字です。
 
　パチンコ開発の方にお話を伺うと、「ありえない」とおっしゃっていました。少し前なら、そんな90％代前半の数字が導入初週で出ていたら、何か不具合をやらかしたんじゃないかと疑うレベルの数字だ、と。
 
　これはコロナウイルスで自粛ムードが流れている世の中のせいなのか、それとも新台がダメダメな機械性能なのか。
 
　どっちもでしょうな。
 
　いつ営業の自粛を言い渡されるかわからない、なんならもう短縮営業をしている地域もある。なら、回収できるうちに回収しておけ、と。そりゃもう当然の流れですわ。
 
　これに我々が立ち向かう手段は、とにかく粘らない、アツくならない、これに尽きるかなと思いますね。もちろん辛いスペックがさらに辛く調整されているとは言え、全部が全部吸い込んでいるだけではなく、1日通して出ている台もあれば、出るタイミングってのもある。
　それを摘まんでいくような打ち方をしないと、今の時期、勝つのは難しいってことをぜひ心に留めておいてください。スロットの設定1……いや、設定0を粘って打つのなんて、愚の骨頂ではなかろうか。
 
　とにかく早く自粛ムードが明けて欲しい、ただそれだけですな。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・Pぱちんこ仮面ライダー 轟音（オッケー．）
 
　天井つき、しかもスペックもウルトラ6兄弟や仕置人並みのSTってことで、甘さしか見えない台。ハイエナが増えそうですが、パチンコにとって明るい未来が垣間見える1台になりそうな予感。
 
 
　では、今週はこの辺で。
　また来週お会いしましょう。