【覆面次郎】NOと言える業界に 2019/12/18(水)
ひと昔前、石原慎太郎氏の「NOと言える日本」なんて本が流行したりもしましたが、仕事においても、NOと言える力が大事だ、なんて言われたりしますな。
イエスマンが出世する時代は終わり、会社の面接なんかでもNOを言える、しっかりと自分の意見を言える人間が重宝されたりするとか、しないとか。
パチンコ業界も同じようなもんで、NOを言えるコンテンツってのがしっかり実を結んできている気がします。
動画コンテンツでは、メーカーの出す機種情報や試打動画よりも、一般の方がアップしている先行導入店での実戦動画なんかのほうが役に立ったりします。
それは、つまらないものはつまらない、ダメだと思ったものはダメだとハッキリ言えているから。
そりゃね、メーカーが自社の台をつまらないなんて言えるわけないですけど、もうちょっと改善したかったところとか、苦労した結果だとか、そういう部分って正直に言えないもんなんですかね?
次郎はメーカー側の事情をちょろっと耳にしたりするもんで、時間がなかったからとか、予算の関係とか、甘いスペックにできない事情とか、そういうの踏まえた上で打つのと、無の状態で打つのとで、感想は変わってくるわけです。
ライターさんなんかも、メーカーさんに言われたことだけを言って、本音を隠してる時点で、それはライターって言えるのかな? とか思ったりします。
真実、有意義な情報をファンに伝える、それがライターとしての務めだと思うんですが……まあ、だからこそ今はライターっていうよりも「演者」なんて呼び方をするんでしょうかね。
とにかく、NOを言える人間が増えてくれば、この業界も変わっていくんじゃないかと思うのです。NOを言えない開発体制っていうのがつまらない台を作り出してたりとかね、古い体制がこんなに残っている業界もなかなかなかろうと。
あ、でも次郎みたいなちっちゃい存在なんかがNOを言いまくってたら消されてしまうのでは……
NOは使いどころを踏まえた上で言いましょう。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SANKYO「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2」
ようやく情報が出始めたシンフォギア2、専用筐体とのことで。
SANKYOが専用筐体って、かなり本気度出てますよね。人気作の2作目でしっかりヒットが出れば本物でしょうな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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