回るパチンコって言っても、ホールが釘を叩いて開けてるとか、そういう意味じゃないっすよ。それ怒られちゃうやつだからね。
 ちょっと前に流行りましたが、「まわるんぱちんこ」やら「ぐるぐるぱちんこ」でしたっけ、そんな台がちょこちょこと出ては消えていきましたよね。今だと甘デジの海でちょこっと残ってたりするかな?
 
 まあいわゆる「回る」がウリの台ですが、そりゃホールからしたら回したくないわけで、なかなかかみ合わずに消えていきました。
 甘海なんかは通常時に羽根がパカパカ開いてサポートしてくれたのでその感覚はわかりましたが、まったくその恩恵がわからないような台もあったりしましたね。どこのメーカーとは言いませんが……
 
 そんな回るがウリのパチンコ、Sanseiから検定通過してます。しかも牙狼で。
 
 これが面白いのが、露骨にヘソが開いてるんですよね、普通のヘソの1.5倍。
 さすがにこれを締めるホールはどうなんだってくらい、店側からは調整しづらい開き方。
 
 コンセプトはAタイプで、スロットでいうジャグラーみたいなパチンコを目指してるみたいなんですが、次郎、試みは素晴らしいと思います。
 
 回る、しかも今の台に比べて3倍ほどの変動効率があるようで、1時間に600回転くらいは回せるとか。
 Aタイプがウリですので、ブン回してさくっと1500発取って流すってのは、たしかにジャグラーっぽさがありますな。
 
 やはりパチンコは閉店が近づくにつれて打つ人が減っていき、最終的にスロットのノーマルタイプへ行くって遊技者が多い中で、こういったコンセプトのパチンコがシマにあったら、それなりの需要があるんじゃないかなって。
 
 だって、閉店前になると、明らかに餃子の王将とか、すしざんまいに人が座ってますもの……最後までみんなプラスを諦めたくないんですよ、当然ですよ。
 
 スピードがウリになる今の規制の中、こういった試みで台を作るSanseiはさすがだなと思った次第であります。
 ただ、それなのにどうして本流である牙狼がああなったのかっていうのは小一時間問いたいところではある。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ジェイビー「P羽根モノ スカイレーサー」
 
 なんか羽根モノの新台って久しぶりな気がして。
 のんびり半日羽根モノを打って過ごす日、昔を思い出して癒されたりするかなって思ったりするこの頃であります。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。