先日、古いぱちんこ機を打つ機会がありまして、初代の「CRギンギラパラダイス」を打ってました。
で、これっていわゆる権利モノって言われる台でして、大当たり後に盤面下のアタッカー内にある「V」に玉を入れないと、大当たりが失効、つまり玉が取れずに終わってしまう。
で、しかも聞いたところによると、そのアタッカーが開いている時間が、たったの5.8秒。
大当たりしたと喜んでいたら、あっという間にアタッカーが閉じてしまい、案の定次郎も大当たりを無駄にしてしまいました。実際のホールだったらポカーンですよ。
でも、きっと当時はこれが権利モノと受け入れられていたんでしょうね。
それに比べて、今の台のなんて親切なことか。
今なら、大当たりしたら「右打ちしてね!」やら「狙え!」やら、ナビしてくれつつゆっくりと消化させてくれるのが当たり前。この頃のマリンちゃんなんて何も言わずにピースしてるだけですよ。見てたらあっという間に大当たり失効。ホールなら、どれだけの人が店員さんに文句を言ってることやら。
そう思うと、今の打ち手ってぬるま湯に浸かってる部分が多いんじゃないかなって気になりましたね。
ホールを見渡せば、スマホ片手に画面すら見ず、アツそうな音がしたときだけチラっと演出を見るような若者が本当に増えました。
そのスタイルでぱちんこを打って楽しいのか? と小一時間問い詰めたいところですが、ともかく頭を空っぽにして打つことが増えたんじゃなかろうかと。
勝ち負けの部分で言っても、そんなスタイルで打ってたらあっという間にお金がなくなってしまいそうです。
昔の台なんて演出もろくになく、大当たりしても集中していなければパンク、知識なしでは打つのもドキドキな時代だったはず。
それゆえに、画面を食い入るように見つめ、1回転1回転への集中力というのは今よりも高かったのではないでしょうか。
今はぬるま湯に浸かるがゆえに、集中力も欠き、無駄に負けてしまっている部分もあるのかなと。
これはメーカーの責任もあるでしょうね。
スマホ片手に打ちたくなるほど、つまらない演出を作ってるからいけないわけで。シンプルでもアツくなれた時代があったのに、シンプルは悪という多くのメーカーの認識が改善される見込みはなさそうに思えます。
ただひたすらアツそうに見え、煽りを増やし、見せ掛けだけの演出を盛り込めばいい。
そんな機械作りをしている側もまた、ぬるま湯に浸かっていると言っていいのかもしれませんな。
昔のように、画面を食い入るように見つめる打ち手に、それを作り出す開発。
この関係性の先に、きっと業界の再興があるんでしょう。
というわけで今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
で、これっていわゆる権利モノって言われる台でして、大当たり後に盤面下のアタッカー内にある「V」に玉を入れないと、大当たりが失効、つまり玉が取れずに終わってしまう。
で、しかも聞いたところによると、そのアタッカーが開いている時間が、たったの5.8秒。
大当たりしたと喜んでいたら、あっという間にアタッカーが閉じてしまい、案の定次郎も大当たりを無駄にしてしまいました。実際のホールだったらポカーンですよ。
でも、きっと当時はこれが権利モノと受け入れられていたんでしょうね。
それに比べて、今の台のなんて親切なことか。
今なら、大当たりしたら「右打ちしてね!」やら「狙え!」やら、ナビしてくれつつゆっくりと消化させてくれるのが当たり前。この頃のマリンちゃんなんて何も言わずにピースしてるだけですよ。見てたらあっという間に大当たり失効。ホールなら、どれだけの人が店員さんに文句を言ってることやら。
そう思うと、今の打ち手ってぬるま湯に浸かってる部分が多いんじゃないかなって気になりましたね。
ホールを見渡せば、スマホ片手に画面すら見ず、アツそうな音がしたときだけチラっと演出を見るような若者が本当に増えました。
そのスタイルでぱちんこを打って楽しいのか? と小一時間問い詰めたいところですが、ともかく頭を空っぽにして打つことが増えたんじゃなかろうかと。
勝ち負けの部分で言っても、そんなスタイルで打ってたらあっという間にお金がなくなってしまいそうです。
昔の台なんて演出もろくになく、大当たりしても集中していなければパンク、知識なしでは打つのもドキドキな時代だったはず。
それゆえに、画面を食い入るように見つめ、1回転1回転への集中力というのは今よりも高かったのではないでしょうか。
今はぬるま湯に浸かるがゆえに、集中力も欠き、無駄に負けてしまっている部分もあるのかなと。
これはメーカーの責任もあるでしょうね。
スマホ片手に打ちたくなるほど、つまらない演出を作ってるからいけないわけで。シンプルでもアツくなれた時代があったのに、シンプルは悪という多くのメーカーの認識が改善される見込みはなさそうに思えます。
ただひたすらアツそうに見え、煽りを増やし、見せ掛けだけの演出を盛り込めばいい。
そんな機械作りをしている側もまた、ぬるま湯に浸かっていると言っていいのかもしれませんな。
昔のように、画面を食い入るように見つめる打ち手に、それを作り出す開発。
この関係性の先に、きっと業界の再興があるんでしょう。
というわけで今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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