ここのところ元気のなかった印象のDAIIDHIですが、「CRひぐらしのなく頃に叫」が高評価で稼働も高くなっています。

 もともとは前作のような萌え系の演出を主体に作っていたものの、途中で全体をホラーに寄せるという変更が入ったらしく、どうなるかと不安には思っていましたが、ST中の身隠しモードのレナ出現のビックリ感、先読み保留に頼らない通常時のゲーム性が、ここ最近の他の台に見られない特別感となっており、飽きさせない作りになっていますね。

 社内評判もここ最近の台で一番だったらしく、DAIICHI自信の一台……のはずですが、導入台数が少ないのがちょっぴり寂しくもありますな。
 しかし、この高稼働が続けば増産もありえそうです。


 というわけで、今週はひぐらしについて書いていくんですが、まずはちょっとした小ネタから。

 保留がない待機画面でボタンを約30秒長押しすると、次変動から特殊ステージを自分で選択できるようです。
 同じように、大当たり後の右打ち表示画面でボタンを約10秒長押しすると、16R確変であればBGM全解放になるらしいです。

 なんて小ネタ情報を挟みつつ。

 このひぐらし、本来はライトミドルスペックで登場する予定だった、という裏話が。
 256分の1、50%でV突入の65%継続、2400発搭載という今とさほど変わらず、右打ち時の16R振り分けが若干少ないスペックだったらしいですが、直前で319分の1に変更になったとか。

 おそらく甘いスペックで、かつライトミドル帯というのは販売台数があまり見込めないため、利益率の高いミドルに変更した、ということなんでしょうね。
 前作のひぐらしや、同社の中森明菜も256分の1タイプが高稼働だったので、そのままライトミドルで出せばより高い稼働となったように思いますが……まあ、今後このまま高稼働が続けばホール側の需要も増えてくるため、このスペックも登場してくるかもしれません。


 さて、このひぐらし、わりと演出が賑やかなように思えますが、それには秘密があって、特定の回転数で強制的にSPリーチを見せるような作りになっているらしいです。
 最近のパチンコには増えてきていますけど、保留なし時にリーチや擬似連が出やすくなっているのと同じように、回転数での管理も行っている、ということですね。

 普通に打ってたらまず気付かないでしょうけど、平均投資が3000~4000円という今の時代、さすがに激アツ演出が出るわけではありませんし、何も演出を見られないよりはいいのかもしれません。

 とにかく、ひぐらしには色々と隠された秘密があるってーわけですな。

 何かと新しいことにチャレンジしている感のあるDAIICHI、このひぐらしがヒット作となってくれたら嬉しいですね。やはり攻めているメーカーが今後生き残っていくべきだと思います


 というわけで今週はこの辺で。
 それではまた来週お会いしましょう。