以前のコラムでもチラリとお話ししましたが、ぱちんこの新規制のウワサで業界内がザワついています。
 まだ確定した情報ではないのでなんとも言えない部分ではあるのですが、いったいどんなウワサが持ち上がっているのか、ここで書いていきましょう。


 まず、確変突入率50%という規制。
 これはほぼほぼ決定じゃないかと言われています。実際、この規制のために確変中の演出をストップさせているメーカーもあるくらいで、信憑性も高い話ですね。

 そして次に、リミッター搭載の話。
 5回で確変が強制的に終了というウワサが流れていますが、これは信憑性としてはまだ低いです。それはやめてくれ! と声を上げているメーカーもあるとかないとか。

 そして、特図2の撤廃。
 これはどういうことかと言うと、簡単に言えばヘソと電チューの振り分けをやめなさい、という話ですね。
 V確変をはじめ、ヘソでの大当たりから電サポ中に大当たりをして初めてラッシュに入る、そんな入り口の狭い機種もよく見られますが、そういった台は射幸性を上げている、という見解です。
 これが実装されると、今ある8個保留機でよくあるような、ヘソ・電チュー共通の振り分けのタイプしか出てこなくなる、そんなイメージですね。


 さて、上記3つが今のところ有力とされている規制についてのウワサです。
 ここからは、さらにウワサ話になりますので、信じるか信じないかは読者の皆様次第でございます。


 まず、設定について。
 源さんやモンスターハウスが全盛だった頃はぱちんこにも3段階の設定が存在しましたが、それが復活するんじゃなかろうかというウワサ。
 単純に、上記3つの規制が実装され、さらに封入式も導入されたとすれば、完全に釘もいじれない状況になってしまいます。
 そうなればホール側が安定した利益を見込めなくなるため、設定によって出玉の波を作ろう、という話ですね。

 そしてもうひとつ面白いウワサ話が、保留上限の撤廃、ですね。
 今はおおむね4個、機種によってはヘソ・電チュー合わせて8個という保留が普通ですが、この上限がなくなるというウワサです。
 極端な話、打ち続ければ100個でも保留を貯められるってことになります。
 そもそも4個保留機では4個貯まっても打ち続けて損をしてしまう年配の方なんかもいらっしゃるわけで、そういう方々にも対応した、これまで書いてきた規制とは異なる「改善」にあたる規制じゃないでしょうかね。

 うーん、仮に保留100個貯めたとしたら、それが消化されるまでずっとボーっと液晶を見続けていることになるんでしょうか……それならスキップ機能も復活させて欲しいところではありますが。


 ……ざっと書いてみましたが、今のところこんな感じの規制にまつわるウワサが挙がってきています。
 しかし、この規制に向けて動いているメーカーもあれば、とりあえずは気にせずに今の開発を進めているメーカーもあったりと、ウワサだけが先行している状態でもあったりします。

 もしこれらが実装されるとなれば、歴史は繰り返すじゃありませんが、5回リミッター確変50%の時代に戻る、ということになりますね。あの頃はよく海を打ってたっけ……

 なんて思い出に浸りながら、今週はここまで。
 また続報があれば随時お伝えしていこうかと思っとります。

 それではまた来週お会いしましょう。