【谷村ひとし】昔、黄門は397分の1だった 2017/2/23(木)
今から12年前、2005年の夏、ゴゴゴ…と振れる“水戸黄門”のロゴと、ガキーンと飛び出る徳川の家紋フラッシュがパチンコファンのド肝を抜いた、初代水戸黄門が登場したのを覚えてらっしゃる方が、どのくらいいるのでしょうか?
初代水戸黄門のスペックは大当たり確率397分の1で、確変突入率は67%と、今週登場した3代目水戸黄門IIIの158分の1で、60%継続の倍は辛いはずなのに、何故あんなに爆発した印象が強いのでしょうか?
じつは、京楽はこの頃、ゆうこりんこと小倉優子さんとのタイアップで、沖縄スロット風のパチンコ台“CR沖ぱち”というのが水戸黄門の前に疑似連のテストケースとして、アバンギャルドのはるか前にあったことを覚えている方も少ないと思います。
ピュイがゴゴゴと水戸黄門のタイトルが1個の保留で、2回3回と振動する疑似連の本格スタートでした。
夜背景の熱さもインパクトがありました。直前の2005年5月に、あのCRぱちんこウルトラセブンが、ハイパーフラッシュと共に鮮烈デビューをして、479分の1という、あの2004年暮れの大ヤマト2やおそ松くんやエヴァンゲリオンの作った500分の1タイプの最後の機種となったウルトラセブンなのです。
プレミアで小倉優子さんのカットインがあったりしました。
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