外側の裏側にあるラクガキ

リゼロに関するちょっとしたネタ供養 『リゼロ研究序説』

2017/01/07 01:07 投稿

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  • リゼロ
  • Re:ゼロから始める異世界生活
解説など書かないし書けない
片隅でひっそりと捨て置かれるべきネタ(とある文章の改変コピペ)です



















 作者が構築したRe:ゼロのプロジェクトは、WEB小説・書籍・アニメ等のメディアを通して発表された部分を一通り見るだけで全貌を捉えようとするには、あまりにも広大である。

 それはちょうど昨今のライトノベルにあいたいした時、迂闊な人がその表面のタイムリープや異世界転生などのギミックに目を奪われて、それが主要な鍵であるかのごとく勘違いするのと同じことである。迂闊な人は、その全体の下に一貫している堅固な構造の骨格の存在に気がつかない。

 WEB版読者はまだ小説ができあがったばかりで、考察も深められていなかった時に、この強烈な文章を眺めて、作者はもっぱらナツキ・スバルを見事なまでに惨たらしくするために、これを書きあげたのだと考えたが、私はこの考えに賛同しかねている。

 私はこのRe:ゼロをとりまくメディア戦略や表面的なストーリーテリングからはるか離れたところに立っている。私の目には一般的な読者・視聴者が気がつかなかったようなものが見える。尖塔が真青な空高くへ矢のようにのび、私たちの地上の野や畠が霧や露でおぼろになった時も、人の知らぬ間に夕方や暁の色彩りを帯びている。

 作者の手にかかったナツキ・スバルの腹を割かれ内臓を露出する姿や、身の毛もよだつような首のない屍体は、実はRe:ゼロ構想という福音書の表紙の恐ろしい装飾なのである。しかし私はこうした細部が、ある一つの世界的に有名な偉大なる作品に従属して作られたものであることを知っているのである。

J・A・死門ズ 『リゼロ研究序説』より



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