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「あわせて171歳 老人の青春」

2017/01/22 22:41 投稿

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人生フルーツって映画観てきました!

たぶんこういうジャンルって一般的じゃないと思うんですけど
僕は「老後の夫婦のドキュメンタリー」って何度か見たことあって

この手のジャンルの見所二つあって1つ目は、
・夫婦の日常生活の中の愛にあふれた生活とかであって自然の中で暮らす中での助け合いとかだと思うんですよ。
誰もが生きてて辛いことがったりすると、もう今の生活やめて大自然で暮らそうかなとか妄想膨らませることってありますよね!
それを実際にやってしまった人たちの生活で、ほとんどの映画では電気だったりガスを使わない生活でほんとに夫婦で協力して生きていくその姿や自然主義の考え方にほんとに感動するんですよね。

映画としてはその生活だけで映像としては十分インパクトあるし満足できるんですけど
ただこのジャンルの宿命なのは、夫婦のどっちかが先立ってしまうんですよ。
・二つ目の見所は残された一人のその後の生活なんですよ。
今まで大自然の中で協力して生きてきたのに、突如一人で生きていかなければいけなくなりそれまでの生活から一変するのは明→暗で映画館の会場の雰囲気までガラッと変わります。


さて、この人生フルーツではおじいさんが建築家で大学教授をしてきた経緯もあってとにかくマメなんですよ。
育てている野菜やフルーツに対しておばあさんが一目でわかるようにこんな看板を置くんですよ




かわいくないですか???


春ですよって


映画冒頭から、こうした手作りのかんばんだったり小鳥のための水のみ場を作ったり
自然へのやさしさが目立つんですよね

でも映画が進んでいくにつれて、おじいさんの思想がだんだんと垣間見えてくるんですよ。
建築家の仕事では、地域の土地を活かした街づくりで家の並びをきれいに配置するんじゃなくて自然と生活できる設計をするんですよね。
老人ホームの設計をスケッチブックで提案するときにもとにかくあふれる優しさがいいんですよ。老人ホームの庭には柿の木やみかんを植えて、単純な毎日にならないように季節感のある生活を提案すること。長い間生活するであろうことから、若い木を多く植えて成長を観察できるような設計を試みたり。スケッチブックには「柿ですよ」「こつこつゆっくり」など味のある字で思わずほっこりするんです。設計士として自然を大切にしてきたおじいさんがあってこそ、今の生活があるんですよね。

毎日、数字数字で追われている営業マンをしている僕の生活とはかけ離れているおじいさんの生活にはやっぱりあこがれます。



このジャンルの二つ目の魅力の残された一人の生活なのですが、この映画では急展開と映像のカットの切り替えが上手でした。



映画の中で突如、風見鶏が止まるシーンがありました。今までは一切病気の様子とかも映されていなかったので、まさか!?とは思ったのですがそのまさかでした。

次のシーンでは、喪服を着たおばあさんが出てきて、葬式の準備をしていました。
おじいさんは昼寝をしていてそのまま亡くなっていきました。90歳です・・・

ここまでのテンポがとにかく早く、映画館が一気にざわついたのを覚えています。


おじいさん亡き後におじいさんの好きなものを一人お供えしたり、それまでおじいさんがやっていた作業を慣れない手つきでするおばあさん。
やっぱり心に来るものがあります。


そうして最後のエンディングで冒頭で読まれた詩が繰り返されました。

ほんとにこのタイトルでよかった映画でした!!!




もしこのジャンルが気に入ったなら「二人の桃源郷」っていう映画もほんとにおすすめですよ!
今度は逃げ恥とカルテットの感想をかこうかな



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