ボスケテ のコメント

ボスケテ
No.14 (2021/05/01 11:17)
さて、それらを踏まえた上で、件の質問がどのようなものであったかについて話を移しましょう。

日本学術会議会員の任命を拒否された六名の研究者に関する質問主意書
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a203010.htm

このような質問ですね。

日本学術会議法 e-Gov法令検索
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000121

組織 第七条2 会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する。
第十六条 日本学術会議に、事務局を置き、日本学術会議に関する事務を処理させる。
2 事務局に、局長その他所要の職員を置く。
3 前項の職員の任免は、会長の申出を考慮して内閣総理大臣が行う。
会員の推薦 第十七条 日本学術会議は、規則で定めるところにより、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に推薦するものとする。

今回の件で重要なのはこの辺りでしょうか。

まず一の事実確認部分は、ほぼ無視でいいです。ただの事実ですから。
その上で、二です。

政府がその知見を評価し力を貸していただいている方に対し、「政府から独立して職務を行う『特別の機関』」の会員への任命を拒否するというのは、国民の理解を得られるか。政府の見解を問う。

全く意味が分かりません。
「その知見を評価し力を貸していただいている方」と何ですか?ただ学術会議から推薦されただけの人物のはずですよね?そんなことを言うのなら、学術会議が彼らを推薦した根拠を明確に公表して貰わなければ困ります。
また、学術会議法において会員の推薦に基づいて総理大臣が任命するとありますが、「その詳細」は一切規定されておりません。
他にも読めば読むほどこの法は穴だらけと言えるでしょう。

要するにこの法、思いっきりガバガバなんです。解釈次第でどうとでも取れるような過去の遺物であり、実質的に何の役にも立っていません。
なのでこの法自体を見直す法案を出すならまだしも、これを根拠にして騒いだ場合、物凄い勢いで各方面に飛び火するでしょう。実際に国民の意識は学術会議の存亡について論じるまでになっていますしね。
だからこそ、法案としてではなく質問までで止まっているのだと思います。

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