SIG のコメント

SIG
No.51 (2019/05/26 12:55)
>>48
かつて朝鮮には「暗行御史」という役職制度がありました。
時代劇の隠密同心みたいな役職で、不正や冤罪を暴いて糾弾する制度です。
戦争による混乱を除けば、身分が固定化された朝鮮で唯一上下を逆転する制度だったでしょう。
まあ、あまり役には立っていなかったようですが。

ポイントは「上位者は下位者に何をやっても良い」という力の論理ではなく、「上位者は下位者を虐げなければならない(使命感)」という半ば義務になっているところです。
何故なら下位者を虐げないと上位であることを確認出来ないだけでなく、甘くしていると下位者が増長して上位者に取って代わろうとするからです。
だから彼らの下位者への横暴は論理性が無く際限がありません。自分が下位者に対し不快と思えば最大限の横暴を持って思い知らさねばならないのです。ナッツリターンがその良い例ですね。

そんな彼らが上下を逆転できる殆ど唯一の機会が、「加害者」という相手の劣等性を指摘できたときです。ここで出てくるのが最初に紹介した「暗行御史」の制度です。
ナムを引きずり落とすため日常的に影でイガンジル「告げ口」をしている彼らですが、それが最大限効果を発揮するのが相手を加害者認定できた時だったわけです。
「被害者が最も偉い」というのは、その裏返し。加害者認定という唯一最大の転落劇の反発で持ち上がる被害者という身分が、逆転劇も相まって被害者とその周囲を際限なく増長させ徹底した加害者虐げに駆り立てた結果、被害者が最も偉いという習慣になった訳です。

ですから「序列上位者の横暴」は決して「力の論理」ではなくただの「ナムの劣等性の指摘による序列確認」であるため、弱者である被害者も相手の劣等性を指摘することによって「上位者に成り変わる」事が出来るだけなのです。

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