日韓問題(初心者向け)

「正しさ」の衝突

2018/09/26 23:22 投稿

コメント:52

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さて、本日は以前記事にした「韓国では異論が徹底的に排除される」に関連し、日本と韓国の間で必ず発生する問題について書いて行きます。

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由


注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


以前から書いているように、韓国では「一つの絶対的な正しさ」が存在する事になっており、その正しさに反すると定義された事柄は社会的に徹底的に排除される傾向にあり、「韓国人の歴史観」に沿わない発言をした、或いはそうした表現のものは、それがどんな些細な事であれ徹底的に排除される傾向にある。


このため、一見政治的ではない、或いは完全に無関係そうな事柄であっても、韓国社会で「(歴史観が)間違っている」と定義されると、徹底的に攻撃され、最近もエンタメ関連で幾つも日本との間で問題が発生している。


これがあるため、最近日本では様々な方面で韓国との交流を深めようとする動きがあるが、この『正しさ』に関する考え方の違いから頻繁に衝突やトラブルが起きており、日本人がいくら「政治とは別」と考えていても、彼らはそう考えていない場合が多い。


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブやウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。



1:「正しさ」の考え方の違い


まずはこちらの記事から

iKONのJU-NE、北野武との親交問題に直筆謝罪文でお詫び
2018年09月26日07時18分
[ⓒ 中央日報日本語版]
https://japanese.joins.com/article/488/245488.html

韓国の人気男性アイドルグループiKONのメンバー、JU-NE(ジュネ)が日本の北野武監督との親交ぶりをSNSで表して問題になる中、謝罪を伝えた。

JU-NEは25日、自身のSNSに「申し訳ない。好きな俳優なので、他の情報を知らなかった」としながら「次からは慎重に疎通するJU-NEになる。ご心配をおかけして申し訳ない」と侘びた。

これに先立ち24日、JU-NEは日本の映画監督でありコメディ俳優の北野武(ビートたけし)との親交ぶりを表わす写真をSNSに投稿した。

これに対し、あるファンは「北野武には嫌韓論争がある。関連の文章をどうかすべて削除してほしい」とコメントした。JU-NEは該当のコメントに「ああしろこうしろ言うな。嫌だ」と答えるコメントを付けた。その後、JU-NEは該当の掲示物を削除したが、その後も論争が収まるどころか大きくなったため、直接謝った。

一方、北野武は韓国ドラマ『冬のソナタ』が日本国内で大きなブームになっていた当時、「竹島〔韓国名・独島(ドクト)〕を強奪した国のドラマに熱狂してもいいのか」と言ったり、「韓国芸能人がきれいなのは整形手術のため」「日本からお金を受け取る目的で図々しくいちゃもんをつける国」などの発言をしたりして、日本文化界の代表的な嫌韓有名人に挙げられてきた。


以前から書いている事ですが、韓国では「この世の中には一つの絶対的な正しさが存在する」という事になっており、その「一つの正しさ」以外は「道徳的に間違っている」とされ、上記の事例もそうした「考え方の違い」によって起きた事例です。

※独特の正しさの概念
彼らの正しさの概念は独特であり、根拠を必要としない。
また「この世には最初から一つの正しさが存在する」と考えられており、自分はその正しさを常に選択していると考える傾向にある。

そして正しさ同士がぶつかった場合には、(曲解でも捏造でもその件と全く関係なくともなんでもいいので)相手の劣等性を指摘する事でそれを自己の正しさの担保とする。

また相手の劣等性を指摘した時点で自身が指摘された問題は相手の問題にすり替わる。

【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念
【日韓問題】日韓で異なる「正しさ」の概念 後編



記事では、韓国のアイドルグループのジェネという人物が、北野武氏との親交を表す画像を公開したところ、「北野武は嫌韓派だ」という議論が起こり、当初彼はそれに反発していたが、最終的に謝罪に追い込まれたという事例です。


この件なのですが、そもそも北野武氏は別に韓国狙い撃ちで批判的な事を言っているわけではなく、彼が東スポで連載している記事などを見ても解るように、どんな事であれ「言いたい事があれば言う」というだけの人なのですが、韓国社会ではそれが通じません。


独特の正しさの概念によって、「自分は常に(最初から存在する)正しさを選択している」と考えるため、自身に否定的な意見は無条件に「道徳的に間違い」とされ、外国人(特に日本人)が韓国に否定的な意見を持てばそれはどんなものであれ『劣等な考え』となるわけです。


その結果、北野武氏が韓国に過去数例否定的な発言をした事が問題視され、その時点で彼らの中で北野氏は「道徳的に劣等な相手」となり、そうした人物と交友を持つ事自体が「劣等な行為」と見なされ、このような事態となったわけです。


またこれと似た事例は最近特に多数発生しており、以下のような事例もあります。


[韓流]BTS 秋元康氏とのコラボ中止=ファンの反発で 聨合ニュース 2018/09/17


韓国で人気のある防弾少年というK-POPグループが、AKBなどを手がけた秋元康氏とのコラボを企画したところ、過去「AKB48が旭日旗が描かれた公演衣装を身に着けたり、一部のメンバーが靖国神社を参拝したりしたことが「右翼的」だと韓国で反感を招いた」として反発され、企画そのものが中止になりました。

問題の旭日とされるものの画像はこちらです。



旭日旗問題に関しては以下を参照

【日韓問題】韓国の旭日旗問題


テキスト版
【日韓問題】韓国の旭日旗問題



この件、実際のところ韓国へ向けてそうした表現をしたわけでは無いのですが、韓国社会において「一つの正しさ」とは「世界中全ての人々が受け入れるべき考え」であるため、どのような事情、考え、場所であろうと「道徳的に間違った行為」とされ、排除の対象となった典型的な事例です。


また、こうした事例の最も典型的でこの「正しさ」を巡る問題の全てが集約したような事例も最近発生しています。
それが以下の事例です。


『テニプリ』“庭球浪漫”シリーズが韓国で物議?ハッシュタグ「大正はロマンじゃない」がリプ欄に殺到 にじめん 2018年9月4日


この事例では、アニメのコラボ企画として大正時代をモチーフにした衣装を着たアニメキャラを登場させたところ、韓国側が「過去を美化している」と大反発し問題になった事例です。


この事例が何故典型的かというと、まずそもそもこれは当たり前のことですが北野氏の事例のように韓国を否定的に扱ったわけではありません、また秋元氏の事例のように、韓国が問題にしている旭日旗を使用したものでもありません。


ただ単に「その時代の日本が韓国を併合していた」というだけで、その当時の衣装や文化をモチーフにしたことそのものが、「過去を美化する道徳的に劣等な行為」とみなされている事です。


要するに、直接関係なくとも韓国人達が「関わりがある」と感じればそれで「道徳的に劣等」と認識され、批判の対象となる事がよくわかる事例なのです。


これと似たような事例として2011年にも以下のような事が起きています。


豊臣秀吉復活させたトヨタのCM、「韓国無視」と非難の声 中央日報 2011年12月06日


「日本国内向けのCM」で豊臣秀吉を登場させたところ、韓国人達が「韓国を侮辱している」と怒り出し猛抗議された事例です。


当たり前の事ですが、別にこのCMは秀吉による文禄・慶長の役(秀吉の唐入り)をテーマにしたものではありません。
しかし彼らの「正しさ」の考え方では、豊臣秀吉自体が「絶対悪」なので、否定的に扱わず好意的にCMに登場させた時点で「道徳的に間違った行為」なわけです。


つまりこの事からわかるのは、先ほどのアニメと大正時代のコラボ企画の事例ならば、当時の日本を(政治的に)否定的に表現しない限り、或いは当時の朝鮮の独立派を肯定的に扱わない限り、「悪の大正時代を好意的に扱った」として「道徳的に間違った行為」とされるという事です。


「一つの正しさ」とはそういう考え方であり、正しさから外れた考え方はどんなものであれ「絶対に排除されなければいけない」のが韓国社会の常識だからです。

2:「正しさの衝突」は回避不能


今回書いたように、日本と韓国の間ではそもそも「正しさ」という概念の考え方に明らかな違いがあり、上記で紹介した事例の場合、日本ならば「国によって考え方は違う」で済まされるわけですが、それは「正しさは複数ある」或いは「正しさの反対は別の正しさ」という考え方があるからです。


しかし韓国では「正しさは常に一つ」であり、その一つの正しさを前提に「正しさの反対は悪」という考え方をするので、「自分達には無関係」と考えるような発想はできないのです。


その結果、一見政治とは無関係な事であっても、韓国は「正しさに反している」という考え方で、国境を越えて「正しい考え方」に矯正しようとしてくるわけです。
最初にリンクを貼った過去記事でも書いたように、韓国的価値観において「別の正しさ」という概念は殆どの場合存在しないからです。


最近、また韓国との交流を深めようという動きが大きくなってきており、この日本と韓国の違いを知らないまま交流を進めようとする人々がいますし、韓国政府の企画した「交流イベント」などに積極的に参加するブロガーやYOUTUBERなども存在します。


日本人客誘致に本腰 パワーブロガー招き魅力紹介=韓国・忠清南道 聨合ニュース 2018/04/25


ここで一つ考えてもらいたいのは、いくら本人が「政治とは無関係」と考えていても、今回紹介した事例のように「相手側はそう考えない」事例が多数ある事です。


そしてまた、「そのときの感情」を最も重視する韓国的価値観においては、今回紹介したような事は今後「いつどのような状況で起きるかわからない」という事です。
むしろ今後もずっと発生し続けるでしょう。


もう少し詳しく書くと、旭日旗問題などの事例のように、過去にはまるで問題になっていなかったことが、ある日突然「政治的な意味を持ち」韓国で問題にされるという事も充分にあり、潜在的リスクとして存在し続けるという事です。


実際、過去にこんな事がありました。


親韓派日本人女優の善意はこうして韓国に裏切られた NEWSポストセブン 2018.03.19 (1/2ページ) (2/2ページ


韓国に好意的な立場で一貫している黒田福美氏が、韓国で遺族や自治体の許可を取り「朝鮮人特攻隊員の慰霊碑」を設置しようとしたところ、民族系団体が「親日売国奴の特攻隊を称えるのはケシカラン」という理由で押しかけ、自治体も遺族もメディアも手のひらを返してしまい、結局中止になったという事例です。


そして彼女は当時韓国で「過去を美化する右翼」とされ韓国人達からかなりのバッシングを受けました。


韓国の側に立ち、韓国人の許可を取り、良かれと思ってやったことであっても、「そのときの感情」で全否定されバッシングされてしまう事例すらあるのです。
韓国的な「一つの正しさ」とはそういうものです。


これは明らかに韓国以外の他国との交流にはない特有のリスクです。
そして現状の韓国との交流で、この「リスク」を念頭に行われているものは皆無であり、過去2000年代の韓流ブームがこの「韓国の独特の正しさ」によって、様々なトラブルを引き起こした事から何も学習していません。


別に韓国と交流するなとは言いませんが、最低限韓国との間には今回書いたような「潜在的リスク」が常に存在しているのだという事を、韓国と交流する人々は頭の片隅に置いておくべきでしょう。


安易に「近い国だから旅行へ行き交流しよう」では済まされないのです。


そもそも、「韓国的正しさ」とは、今回紹介した事例のように多くの場合で到底日本人の受け入れられるようなものでは無いうえに、その潜在的リスクの性質から「無関係な日本人はいない」のですから。


ただし、韓国との交流や友好を望む人達が、「韓国的正しさを無条件に受け入れ肯定することが日韓友好である」と考えているのなら、また話は変わってきますが。



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コメント

ゆった
No.54 (2018/09/29 23:16)
>>44
たしか10年ほど前ですが、韓国のどこかの通信社の記者だったかが「酒の席での殴り合いもコミュニケーションだ」といった内容のコラムを出してた記憶がありますね。
同じぐらいの記事ですし、現在はどうかしりませんが当時の韓国では同じようなことは頻発していたのかも。
それを踏まえての私の考えですが、この事例のような明確な正しさを導けないような問題の場合、声闘の同じようにケンカで上下を決めてが買った方の意見を正しいとする。そのために酒の席という場が使われたんじゃないでしょうか。
レイジ
No.56 (2018/10/01 15:04)
日本のサブカルチャーに対しても同様の事例が複数。イラストに関連描かれた旭日旗模様、1945という数字、大正ロマン。それらを「帝国主義の助長」だとして韓国人達がTwitterで公式を批判するツイートをし、結果公式がそれを中止・変更するという流れの騒動。
旧戦国時代が好きな人
No.57 (2018/10/02 04:52)
旭日旗に対する報道が過熱しているようで、コメントがつくニュースは毎日それで持ち切りになっていますね。逆に一方的なニュース(新聞・テレビ、ノーコメネットニュース)は我関せず、と。
ラグビーのタトゥー問題と混ぜればワンチャン通るかな、と思いましたが。「諸外国にも伝達した」ことで「国際ルールを守る」ことに変わってしまい、判断が簡単になってしまった。
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