配信日:2014/1/7
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橋下徹 大阪市長『定例会見』
全文書き起こし
― 12月26日定例会見 ―
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【2013.12.26】橋下徹 大阪市長 定例会見
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第1部
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<市長>
まず、1点目なんですが、皆さんにすでに説明させてもらっている件なんですが、水道料金の見直し素案について説明をさせてもらいます。
水道事業を民営化するという事を今大きな僕の方針としてですね、進めている所であるんですが、これ、交通局の民営化と同じようにですね、民営化というものを前提に今の段階で民営化を前提にですね、出来る事はやっていこうという事で、これはずっと長年、水道料金の問題っていうのは長年ずっと課題にはあがっていたんですが、なかなか変えるまでには至りませんでしたが、今回いろいろ水道局とも協議をしまして今出来る取り組みとして、料金の見直しで出来ることをやっていきます。
これまでですね、一律10m³の基本水量で基本料金を決めておりました。要するに、10m³まではですね、使っても使わなくても、とにかく基本料金は同じという事です。
ですから非常に少ない量しか使わない方にとっては、余分に基本料金を払っている状態になっているという事で、今、単身世帯の増加、特に大阪市という都市に於いては、1ヶ月の使用量が10m³以下の世帯が増加傾向にあるという事なので、一律10m³という基本水量の設定には非常に不公平感というものが高まってきているような状況です。
当たり前の話なんですけど、使った分だけ料金を頂くという事を原則として、ただ、基本料金はきちんと貰わなければいけませんので、基本料金を850円にしてですね、後は使った分で料金を頂くという形にしまして、少量しか使わない世帯の方に対してはですね、使った分だけ頂くと言う当たり前の料金体系にちょっと見直していきます。
それと、もう1つはですね、今度は、使用量が多い方なんですけども、使用量が多い方ほど料金単価が高くなる逓増制と、よく使う方の方が単価が高くなると言う料金体系になっていたんですが、やはり、これもバランス累進課税みたいなもんなんですけど、ちょっと公平感を失してるんじゃないかという事で、これも見直しをします。これは値下げです。1000m³以上の所を単価10円下げるという事をやります。
多く使う方の所は純粋に単価を下げると、1m³あたり10円の値下げという事にします。利用料の少ない人、多い人の所は実態に合わせた料金の見直しをしますが、中程度の量を使う人に対してはですね、いろいろ料金を考えまして、多く使う方の方を低くすると言う風になれば多く使う方低くして少ない方の所基本料金を100円下げるという事をやれば、この中程度使う方の所は料金上げていかなければいけないんじゃないかという話になったんですが、これは、とりあえず当面、引き上げはしないと、据え置くと、ですから、利用料の少ない方と多い方の所を見直し、料金値下げと言う形をしながら、中程度の方の所は今のままという所で、今出来る料金の見直しという事で、ここまではまずやります。
年間収益の影響6億円って事なんですが、ここは改革をやりながらですね、民営化を前提とした改革をやりながら、ここはなんとか吸収していきたいなというふうに思っております。
ですね、なぜ僕が民営化にこだわるのかって所なんですが、これ議会でこれから言っていきますけども、まぁ、結局水需要っていうものが人口が減少する日本社会において、これは大阪市も例外ではありません。
人口が減少していく、大阪市内のですね、都市においてですね、水需要っていうものがどんどん少なくなっていきますから、まぁ、計算しますと平成27年度から56年度まで長期でシュミレーションやりますとね、計上損益ですね、まぁ、企業でいうところの利益といいますか、そういうところはですね、今は27年度100億円っていうふうになってますけども、どんどんどんどん下がっていきます。
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